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アイランドシティについてお勉強!②

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

かつては日本の玄関口だった博多港。
そんな博多港は韓国の釜山まで、およそ200㎞、中国の上海まで、およそ900㎞と、
アジアの主要都市に近いという地理的特徴をもっていて、
現在では、アジアの玄関口として栄えています。

そして、「アイランドシティ」は、そんな博多港の港湾機能強化を目的に、
香椎地区と、海の中道に挟まれた博多湾を埋め立てて建設されました。

当初は陸続きの埋立計画でしたが、
「和白干潟」を残し、周辺の自然環境を保全する為、人工島方式の計画に変更されています。

※当初の埋立予定図(左)と現在の埋立図(右)

 
このように、「アイランドシティ」は、周辺海域や海岸線をエコパークゾーンとして積極的に保全を図り、
自然と触れ親しむことができる水辺空間として整備されました。

埋立に着手したのは、1994年(平成6年)のことで、2021年現在も整備が続けられています。

そんな「アイランドシティ」の総面積は401.3ヘクタール。
(ペイペドーム → およそ58個分/畳 → およそ219万8282枚分)

大きく港湾関連の用地「みなとづくりエリア」と、
住宅や「アイランドシティ中央公園」などの公園、学校などの用地「まちづくりエリア」の2つに分かれています。

ちなみに、「みなとエリア」の運用開始により、博多港全体のコンテナ取扱数は、
2019年のデータで、日本6位、九州で1位に躍進。

国際コンテナ定期航路は、2020年のデータだと、36航路・月間206便。
世界10ヵ国・地域の41の港とダイレクトに接続しています。

また、アジアに近い地理的優位性を活かした航路も就航しています。

そして、「まちづくりエリア」では、2005年(平成17年)の「まちびらき」以降、
現在ではおよそ3700世帯、およそ1万900人が生活をしているそうですよ。

まちづくりエリアのテーマは大きく3つです。

①CO2 など温室効果ガス排出量が少ない、先駆的な低炭素型モデル都市づくり。
②自然との共生により、心地よさ・豊かさを実感できるモデル都市づくり。
③持続可能なまちを創造する地域コミュニティやライフスタイルを有するモデル都市づくり

未来に向けての素敵なテーマですよね!