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この夏も美しい花が咲いていますよ!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園には季節によってさまざまな花が咲いていますが
この夏休み中はどんな花が咲いているのでしょうか?

●まず、体験学習施設「ぐりんぐりん」では、「サガリバナ」の花が、“開花しているようです”。



“しているようです”...というのには理由があって、この「サガリバナ」は、夜に咲いて朝には散ってしまう
一夜限りの花なんです。公園のスタッフも、咲きそうな姿と、咲き終わりしか見たことがないそうです。

そんな「サガリバナ」の花言葉は「幸福が訪れる」です。
何だかとても素敵な花言葉ですが、これは「サガリバナ」が一夜限りの花であることが由来しています。

夜に開花して朝には花を落としてしまう「サガリバナ」の開花の様子を見ることができたら
とってもラッキーということから、このような花言葉になったのではないか?と言われています。
ちなみに「サガリバナ」は漢字で「下がり花(下に下がる花)」と書きます。
これは、花を軸に密集させて下に向かって花を咲かせる見た目に由来していて、
「フジ」や「ヒヤシンス」などの花と同じ特徴を持っています。


●「アイランドシティ中央公園」の屋外にある花壇では、
「ムクゲ」の花と、花壇の一年草が素敵なビンクのハーモニーを奏でています。


 
街路樹などでも見かけることがある「ムクゲ」は、
古くから栽培されてきた植物で、和歌では秋の季語になっています。

開花時期は7月から10月で、赤や白やピンク色をした、10〜20センチほどの大きな花を咲かせます。
「ムクゲ」の花の一つ一つの開花期は短いのですが、次から次へと新しい花を咲かせてくれます。
そんな「ムクゲの花言葉は「信念」、「新しい美」です。
これは「ムクゲ」の古い学名が、低木の「タチアオイ」ということに由来します。「タチアオイ」は
中世の時代に十字軍によってシリアから運ばれてきたことから、この花言葉になったと言われています。


●「ぐりんぐりん」南ブロックの屋上緑化花壇では、
通路の手すりに絡まる「フジ」のツルに、キレイなピンクの花が咲きました。



この夏もたくさんの花が咲いているアイランドシティ中央公園。
感染予防対策や熱中症予防対策を万全にして、
いろんな花の美しい姿を観察しに来ませんか?