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オークランド庭園へようこそ!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園には、公園の南部、歩道橋を渡った先に
「国際交流庭園」があります。みなさんご存じでしたか?

これは福岡市の姉妹都市、アメリカのオークランド、
同じくアメリカのアトランタ、中国の広州、
フランスのボルドー、ニュージーランドのオークランド、
そして韓国の釜山広域市の6都市から出展された庭園で、
それぞれの都市の特色を生かした庭園造りがされています。

まずはその中の一つ、ニュージーランドの「オークランド庭園」を紹介します。

オークランド市は、ニュージーランドの北島に位置するニュージーランド最大の都市です。
福岡市との関わりは、1979年にオークランド港と博多港が姉妹港となったことを契機に
市民交流が活発となって、1986年にオークランド市と福岡市が姉妹都市となりました。



庭園入口の地面と周りの柱には、天然のパウア貝が埋め込まれていて、
光をキラキラと反射してとてもキレイです。

このパウア貝はニュージーランドの海岸でよく見られるそうです。

オークランドは海岸線や港に数多くの帆船が一年中見られるため、
「シティ・オブ・セイル(帆の街)」と呼ばれています。

庭園左手のフェンスには、海岸線に帆船が浮かぶ姿のシルエットが描かれています。

庭園右側の地面には、ニュージーランドの先住民族、マオリ族が創りあげた織物文化を
鋼鉄の素材で表現したオブジェが配置されています。

マオリの織物は、バックや漁業用の網、服、屋根などに使われているそうです。

織物のガーデンの背景になっているフェンスには、オークランド市のランドマークである
「オークランドスカイタワー」を含むオークランドの商業地区のシルエットが描かれていて、
オークランド市の独特な外観と雰囲気をつくり出しています。

庭園の後ろの壁は、オークランドの北東沖に浮かぶランギトト島の印象的な姿を形どった彫刻となっています。

ランギトト島は、およそ600年前の噴火で現れた比較的新しい火山島で、
オークランドの象徴ともなっていて、オークランドの色んな場所から見ることができるそうです。

このようにその国の文化や風景が伝わってくる「国際交流庭園」。
「アイランドシティ中央公園」に遊びに行った際は、
ぜひ南側の公園にも足を延ばして、異国情緒あふれる庭園を楽しんでくださいね。