アイランドシティ中央公園では、7月10日（土）の夜に、
小学生の親子を対象にした「星空観察会」の開催を予定しています。

今回のテーマは『星には色があるんだよ 惑星と衛星のランデブー』

「アイランドシティ中央公園」は、都会の光害 (街灯やタワーマンション明かりとか天体観測するときに邪魔になる光の害) があります。
そのため、公園内で見える星は、ほとんど1等星クラス以上の明るい星もしくは月です。
7月10日はちょうどその月が新月、つまり太陽が沈むのとほぼ同時に月も沈む日です。

正確に言うと夜20時つまり夜8時に沈みます。
ただ満ち欠けで言えば三日月よりも細いほとんど光ってない状態です。
そのそばに宵の明星、金星や火星が寄り添って見えるんです。
実はこの日　金星もお月様と同じように双眼鏡や望遠鏡で見たら欠けて見えるんですよ。

星にはいろんな種類があり、
自分で光っている恒星（太陽とか）、
その恒星の周りを公転しているのが惑星（地球や金星木星とか）、
その惑星の周りを回っているのが衛星（地球で言えば月）です。

つまり金星も地球も月も自分で光ってないから、太陽に照らされて反射して明るく見えるんですね。
地球より太陽に近い金星は太陽に照らされている面だけが明るく見えるから満ち欠けするんです。
さらに金星も地球も太陽の周り回っているから、近いときは大きく、遠く離れているときはちょっと小さくちょっと暗く見えるんです。
月でも地球に近くなるときスーパームーンていいますけどそれと同じですね。

今回は天文愛好家の皆さんがボランティアで、何基か天体望遠鏡セットしてくれますから
金星が欠けている様子とか、さらには星によって色が違うのも確認できますよ。

宇宙飛行士ガガーリンの有名な言葉で「地球は青かった」って聞いたことあると思います。
まさに宇宙から見た地球は、美しく青く見えるんです。
で、金星は硫酸の濃い霧というか雲に包まれて不気味に黄色く見えます。
地球でも温室効果ガスって言われるCO2二酸化炭素濃度も、
とっても濃いので金星の温度は400℃超えると言われてます。
火星は大気が薄く地表が赤っぽいから赤茶色に見えます。
木星はガスに覆われてそのガスが渦を巻いている姿が望遠鏡で見えます。

今回の観測会の日では残念ながら　木星や輪っかが付いた土星は夜遅くならないと
昇ってこないので観測できませんけど、またいつかご覧に入れられる日が来ると思います。

今回の「星空観察会」では、＜星座早見盤＞をご家族一組に1個プレゼントします。
ぜひご参加ください。


「星空観察会」
日時：7月10日（土）の午後7時30分から9時まで。
集合場所は、アイランドシティ中央公園の「体験学習施設ぐりんぐりん」前です。
・定員は小学生の親子、最大15組を予定（ただし変更の可能性もあり）
 ・参加費は無料です。

ご希望の方は　アイランドシティ中央公園のHPからのお申込み、または電話でのお申込みとなります。
電話番号は、092-661-5980　「アイランドシティ中央公園 管理事務所」までお願いします。
https://ic-centralpark.jp/events/events-417/