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カブトムシやクワガタの飼育

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園にある体験学習施設「ぐりんぐりん」では
国産のカブトムシの幼虫を飼育中です。
   
そろそろサナギになっている頃。
まだ羽化してないが、5月の下旬頃には成虫になって土の中から這い出して来るはず。
見守っていきたいですね。

カブトムシやクワガタの成虫を、お家で飼育したことのある人も多いと思います。
必要な飼育用品さえ揃っていればシンプルで難しくありません。

・市販されている飼育ケースで基本的にOK。ただし普通の飼育ケースだと餌やマットにコバエが
発生しやすくなるため、シャッターなどでコバエ対策がされたケースが昆虫飼育にはおススメ。

・どんな種類でもオスとメスは別々に単独で飼育した方が長生きしやすくなる。
複数が一緒のケースに同居していると、ケンカしたり傷つけたりすることがある。

・特にカブトムシは大きめのケースで飼育するのがおススメ。
動き回ることが多いため、小さいケースだとフセツ(足)が欠けやすくなる。

・飼育ケースには昆虫マット(木くずなど)を敷く。昆虫マットはカブトムシやクワガタが
潜って隠れる場所になったり、水分を含ませてケース内を保湿したり重要な役割がある。

・飼育するだけなら通常のマットでOK。
少し湿る程度に霧吹きして、昆虫が潜れるくらいの深さに敷く。

・餌は、現在、色んな種類の昆虫ゼリーが市販されている。
 栄養や水分量など、昆虫にあわせてつくられているモノが多い。

・昆虫ゼリーは大まかに分けると通常飼育用と、タンパク補助用の2種類がある。
(タンパク補助用は産卵前後で体力を消耗したメスなどの回復用に与える高タンパクゼリー)

・昆虫ゼリーを入れる穴があいてある台。天然木のモノやプラスチックのモノがある。
エサ台はゼリーがひっくり返してしまうのを防いだり、隠れ場(エサ台の下にもぐる)になったりする。

・カブトムシやクワガタはケース内を動き回るため転んでひっくり返る。足場がないとひっくり返ったまま
もがき続けて体力を消耗するため、ケース内に足をひっかけて起き上がれるように小さな木片などを置く。

ちなみに、カブトムシやクワガタの飼育で一番重要なのが飼育温度だと言われています。
夏のイメージが強いカブトムシも、30℃を超えるような暑さや蒸れは苦手なんだそうです。
最適な飼育温度は種類によっても異なりますが、国産の場合は、基本的に幼虫も成虫も
室内の常温で飼育可能です。直射日光の当たらない風通しの良い場所で飼育してくださいね。

「ぐりんぐりん」では、そんな国産のカブトムシを、
これから夏の間、9月頃まで飼育しています。
緊急事態宣言が解除された頃には、カブトムシも羽化して元気に動き回っていると思います。
その頃に、ぜひ「アイランドシティ中央公園」で、カブトムシの様子を観察してくださいね。

※ 緊急事態宣言のため、5月12日(水)から5月31日(月)まで「ぐりんぐりん」が閉鎖されます。
この期間は公園内の遊具の使用と、駐車場の利用もできませんので、
詳しくは「アイランドシティ中央公園」のホームページでご確認ください。

https://ic-centralpark.jp/