FM 福岡 FUKUOKA

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第552回

番組審議会

開催日:2020年06月15日
場所:FM福岡 本社会議室
出席者:中村萬里 委員長、矢野哲男 副委員長、吉富千紗 委員、犬塚英夫 委員、川上哲平 委員 以上5名 (審議メモ提出者)

第552回 FM福岡 番組審議会は、6月15日(月)午後4時から エフエム福岡 会議室で開催を
予定していましたが、コロナウィルス感染防止の観点から、開催を見送りました。
かわりに、中村萬里 委員長はじめ5名の委員の皆さん全員から、事前に送付していた
自宅試聴分2回の放送についての感想や改善すべき点などを
「審議メモ」形式でご提出いただきました。

審議対象となった番組は、T-FMが制作を手掛け(日曜日)朝6時から6時25分に放送している
「いのちの森 ~voice of forest~」。
パーソナリティ 高橋万理恵が、動物や植物たちの命を育み、田畑や川、海に
たくさんのミネラルをもたらす「森」に焦点を当てる番組です。
「森」は大地震の際には、防災林としても大きな役割も担っています。
「鎮守の森」を模範として、「自然」と共生していく「人間の在りよう」についても
様々なジャンルの専門家に興味深いお話を伺っています。
審議委員には、5月10日の「植物のすごい話」と5月31日の「ウィルス」をテーマとした
放送回を試聴して頂きました。

さて、お送りいただいた「審議メモ」からは、
「重要だが普段あまり聞くことができない、ある意味マニアックなテーマをサラリと
 カジュアルに聴かせる高橋さんの『聞き手力』がリスナーの理解につながっていると思います。」、

「高橋さんが、専門家に分からないところを率直に質問し、番組最後のトーク部分で
 自分なりに理解したことを復習し、話されている点が良かった。
 事前に良く調べている結果としての落ち着いた話しぶりだと感じました。」、

「番組の冒頭のBGMも「森」を連想させる雰囲気があり、オープニング、曲、ゲストトークの
 オーソドックスな構成も丁度良い時間配分だった。」
との高い評価を頂いた中で、

「ウィルスの専門家の話は一度聞いただけでは理解するのが難しかった。」
との御意見も頂きました。

エフエム福岡ではこのような意見を現場にも伝えまして、番組作りに励みたいと考えています。
番組審議会事務局では、審議内容を関係者に回覧し、番組の向上に資しました。