FM 福岡 FUKUOKA

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第550回

番組審議会

開催日:2020年04月20日
場所:FM福岡 本社会議室
出席者:中村萬里 委員長、矢野哲男 副委員長、吉富千紗 委員、犬塚英夫 委員、川上哲平 委員 以上5名 (審議メモ提出者)

議題:
第550回 FM福岡 番組審議会は、4月20日(月)午後5時からエフエム福岡 会議室で開催を
予定していましたが、コロナウィルス感染防止の観点から、開催を見送りました。かわりに、
中村萬里 委員長はじめ5名の委員の皆さん全員から、事前に送付していた自宅試聴分2回の
放送についての感想や改善すべき点などを「審議メモ」形式でご提出いただきました。

審議対象となった番組は、TFMが制作を手掛け日曜日午前10時から10時30分に放送している
「Panasonic Melodious Library」です。
作家小川洋子と藤丸由華がお送りするラジオで語る文学プログラム。小川洋子が未来に残したい
文学遺産をセレクトし、古今東西の様々な文学作品を多面的に読み解きます。
また、作品をイメージした音楽も併せてお聞きいただく日曜日
朝の長寿番組です。審議委員には、昨年12月29日の、「2019年マイ・ベストブック」と
今年3月1日放送の赤川次郎原作「早春物語」の放送回を試聴していただきました。

さて、お送りいただいた「審議メモ」からは、
「ためになる番組だった。お二人から、良い本を沢山の方に届けたいとの想いが伝わりました。
 小川洋子さんのふんわりとした語り口と、明瞭な藤丸由華さんの声がとても心地よく
 感じられました。シンプルな構成ですが、最後まで楽しく聴くことができました。」、

「優雅な落ち着いた雰囲気で、物語を紹介していく番組スタイルにぐっと引き込まれ、紹介された
 物語を知っていれば懐かしく、知らなくても興味深く聴くことができました。
 番組構成では、リスナーのコメントもしっかりと取り入れていました。
 番組ホームページが充実していて、文字で楽しめるのはとても良いと思います。」

「小川洋子さんの解説に、リズム感を出してくれる藤丸由華さんの相槌がとてもよく、
 品格がありました。番組の雰囲気は、今の時代とても貴重だと感じます。
 作品をイメージしたという選曲が絶妙だったと思います。」
との高い評価を頂いた中で、

「あまり本を読まないので、距離感を感じる番組だった。藤丸さんの合いの手は、テンポよく
 聴きたい人にとっては要らないのではないかと感じた。」
との御意見も頂きました。

番組審議会事務局では、審議内容を関係者に回覧し、番組の向上に資しました。