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第603回
番組審議会
開催日:2025年2月17日
場 所:FM福岡 本社会議室
出席者:中村萬里 委員長、犬塚英夫 委員、藏田隆秀 委員、倉本大伸 委員、原田克美 委員 以上5名
(社側)中靍英喜 代表取締役社長 他2名
第603回 FM福岡 番組審議会は、2月17日(月)午後4時からエフエム福岡 会議室で行われました。
中村 萬里委員長と4名の委員が出席。エフエム福岡からは、中靍英喜代表取締役社長と2人の社員が参加しました。
今回は、1月1日、19時~20時まで放送した「FM FUKUOKA New Year Special ~横山幸雄 ショパンとの物語~」を御審議いただきました。
2025年は、5年に一度の「ショパン国際ピアノ・コンクール」開催年。「ショパン国際ピアノ・コンクール」は、1927年に始まった、権威あるコンクールですが、100年ほどの歴史の中で、1990年、日本人歴代最年少入賞を果たしたのが、当時、若干19歳で挑戦した横山幸雄さんでした。
横山さん自身も、受賞35周年という節目の年でもあり、横山幸雄さんをゲストに迎え、受賞当時の様子や、ショパンの魅力などをたっぷり語っていただきました。
審議では、「クラシックの特集ということで年始に相応しい番組だった。」「ショパン国際ピアノ・コンクールに当時の社会情勢や、横山さんのコンクールに対する思いや緊張感、コンクールの課題曲なども紹介され、横山さんのショパンへの思いが溢れていた。」「TOGGYさんの渋い声と横山さんの落ち着いた声で、上品な番組に仕上がっていたと思う。」「横山さんの語られる内容は高尚で、秀逸だと感じた。心地良い時間が過ごせた。」「クラシックのコンクールはスポーツと違って、絶対的な基準がないなど、クラシックに詳しくない方でも、クラシックに興味を持たれるのではないかと思った。」「TOGGYさんと横山さんとの対談、ショパンの曲というシンプルな構成で良かったと思う。」
などのご評価をいただいた一方で、「ショパンに関する情報がほとんどなく、~横山幸雄 ショパンとの物語~」のタイトルとの乖離を感じた。」
「横山さんとのインタビューが電話で行われていたことが残念。」
「電話だったことで、TOGGYさんとの会話にズレを感じた。」などのご意見を頂きました。
エフエム福岡ではこのような意見を現場にも伝えまして、番組作りに励みたいと考えています。