5月最終週~6月2週目までの「読書会」の課題本について
ブログをご覧の皆さま、お久しぶりです。
4月にブログを更新してから、かなり時間が経ってしましました。
4~5月に行った、『「上下巻」もしくは「上中下巻」ある作品を、2週間かけて読んでいこう』という企画が
あまりにも長期間にわたったので、ブログのことを危うく忘れるところでした。
まあ、たまには大作を読んでみるというのも、いいかも知れませんね。
さて、ここからは来週からの課題本を発表するのですが、今回から再び、1週間に1冊ペースで進めていきます。
そして、今回も取り上げる本にテーマを設けてみました。
それは「ラジオ」。
6月1日は「FM福岡」の開局日ということで、こちらのテーマにしてみました。
それでは、来週から3週分の課題本はこちらです!
5/27~31:『1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代』
(柳澤
健 著 集英社/集英社文庫)
プロレスをはじめとしたスポーツノンフィクションを主に手掛ける作家「柳澤健」氏による
2016年刊行のアナウンサー林美雄の評伝作品。
松任谷由実、石川セリ、頭脳警察、野田秀樹、タモリ……
誰もが寝静まった深夜に、ビロードの声でラジオから運ばれてくるまばゆい才能たちとの邂逅と
若者の心を揺さぶり続けたアナウンサーの人物像に迫った、圧倒的読み応えの評伝!
6/3~7:『透明カメレオン』(道尾 秀介 著 KADOKAWA/角川文庫)
2011年に直木賞を受賞した『月と蟹』をはじめ、多くの作品を執筆している「道尾秀介」氏の2015年刊行の作品。
「作家となって初めて自分のためでなく、読者のために書いた」というこの作品。
ジャンルを超越する俊英が、情熱と技術のすべてを注ぎ込んだ、最強のエンタテイメント作品です。
6/10~15:『明るい夜に出かけて』(佐藤 多佳子 著 新潮社/新潮文庫)
2007年本屋大賞受賞作『一瞬の風になれ』をはじめ、童話から一般小説まで手がけ、
巧みな心理描写で幅広い年代の共感を得ている作家「佐藤多佳子」氏の2016年刊行の作品。
2013年4月から2016年3月まで放送されていた『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』シリーズの
リスナーたちの交流を描いた青春小説。
2016年発表の「第30回山本周五郎賞」を受賞したほか、2023年には舞台化もされた作品です。
ということで、以上3作品が課題本になります。
興味ある所からで構いませんので、参加いただけると幸いです。
そして、6/17~22の1週間に取り上げる課題本については、来週31日(金)に決定します!
詳しくは、明日の「ゼロモニ」を聞いていただくと分かりますので、お聞きのがしなく!!
さらにさらに、6/24~30の1週間ですが、こちらは追って発表しますので、ブログなどをチェックしておいてください。
それでは、皆さまの参加、お待ちしています!!!