FM 福岡 FUKUOKA

2026年6月13日放送
「70代男性が最近弱気になっている友人へ宛てた手紙」

先日は久しぶりに会えて嬉しかったよ。

ただ、ちょっと心に引っかかっていることがある。

「もう年だから」、「どうせ年だから」と、何度も口にしていたよな。

でも、同級生の俺はそんなこと思っていないぞ。

人生100年時代の今、70代は「老年」なんかじゃない。

まだまだ「壮年」、これからだ。

確かに、若い頃みたいに無理はきかなくなった。

疲れも残るし、回復には時間がかかる。

だけどその分、俺たちには、若者にはない70年以上生きてきた経験という財産があるじゃないか。

「老いる」とは、枯れていくことじゃない。円熟していくことだ。

余計なものが少しずつ削ぎ落とされて、本当に大切なものだけが残っていく。

そんな豊かな時間の中に、今、俺たちはいるんだ。

これからは「何ができるか」より、「何を面白がるか」を大事にしていこう。

「青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方をいう」と誰かが言っていたが、

本当にそのとおりだと思う。

若い頃とはひと味もふた味も違う、円熟した青春を一緒に謳歌しよう。