FM 福岡 FUKUOKA

2024年9月7日放送
「親元を離れて働き始めた20代女性が母親へ宛てた手紙」

会社で、今日ちょっとうれしいことがありました。

お母さんに報告したくなって、手紙を書いています。

社会人になって、もうすぐ半年。

ずっと一人暮らしに憧れていたけれど、現実は甘くないことを日々実感しています。

でも、それ以上に苦労しているのが仕事。

覚えないといけないことがあり過ぎて、本当に大変です。

お母さんが一番よく知ってるよね。

私はお姉ちゃんたちのように器用じゃないし、要領も悪いから、失敗も多くて...

その分、人より頑張るしかない!と思っています。

今日、偶然、エレベーターで課長と一緒になったときのこと。

なんと、課長から声を掛けられました。

「頑張ってるね。ちゃんと見てるよ」

驚きのあとに、じわじわ喜びがこみあげてきて...

そして、お母さんのことを思い出したんです。

お母さんはいつも私に言ってくれたよね。

「あなたのいいところは、自分が納得するまで諦めないところ。頑張り屋さんだもんね」

私のいいところもちゃんと見つけてくれて、褒めてくれたお母さん。

おかげで、自分のことを嫌いにならずにすみました。

いや、「好きになった」と言った方がいいかな。

これからもお母さんの言葉を思い出して、自分らしく頑張ります!