FM 福岡 FUKUOKA

2024年8月10日放送
「鹿児島に住むおばあちゃんに宛てた20代女性の手紙」

もうすぐお盆だね、毎年、この時期になると、

おばあちゃんがつくってくれる「かき氷」が恋しくなります。

最初は「白熊どん、たもいやんせ」と言われてビックリしたけど、

そっちでは削った氷が「白熊」の毛並みに似ていることから、「かき氷」のことを「白熊」って呼ぶんだね。

おばあちゃんのつくる「かき氷」...いや「白熊」は舌の上です~っと消える...

まるで雪のような氷なので何杯でもおかわりできます。

練乳をかけた氷の上に乗せる...おばあちゃんが育てたブルーベリーも美味しくて、

食べすぎてお腹を壊したこともあったっけ(笑)。

そういえばブルーベリーは、実のなる上ばかりを見て育ててはダメで、

下を見て、何より土づくりを大事にしないと甘くならないって言ってたよね。

そんなおばあちゃんの言葉を思い出して、

いま私は仕事で結果ばかりを追い求めてるんじゃないか...

足元をおろそかにしてるんじゃないか...と自分を見つめ直しました。

今年のお盆は帰れそうにないけど、おばあちゃん家の縁側で、風鈴の鳴る音やセミの声を聴きながら...

また「白熊」を頬張りたいな。それまで、初心に戻ってお仕事頑張ります!

おばあちゃんも元気でね。