FM 福岡 FUKUOKA

2024年8月3日放送
「高校野球部の監督が、最後の夏の大会を終えたマネージャーに宛てた手紙」

入学から2年半...暑い夏も寒い冬も休むことなく、

マネージャーとして選手たちと共に戦ってくれてありがとう。

みんなで甲子園へ行く!という夢は叶わなかったが、常に相手が求めていることを考え、

先を読んで動く村上さんのサポートによって、選手たちは気持ちよく野球に打ち込むことができました。

マネージャーの仕事は練習や試合のない時も選手のデータ整理など多岐に渡るため、

本当に大変だったと思う。

そのような中でも村上さんは、ピッチャーのアイシングひとつにしても

選手の好みによって氷と水のバランスを変えるなど、細やかな気配りを忘れませんでした。

最後の夏の大会に向けて、選手一人ひとりに村上さんがつくってくれたお守りは、

高校時代に頑張った証として、これから大学進学や社会に出ていく彼らの心の支えになるはずです。

目立たなくても、黙々と自分の夢に向かって努力している人、

その人こそ、本当に魅力ある人だということを、村上さんは私たちに教えてくれました。

同封したボールは、この夏の最後の試合で使用したものです。

部員全員の感謝の気持ちを込め、これから自分の夢に向かって挑戦を始める村上さんに贈ります。

本当にありがとう。そして新しい夢に向かってがんばれ!