2024年5月18日放送
「農業ボランティアを体験した家族が、農家の高齢夫婦へ送った手紙」
今、この手紙を書いている私の横で、小学1年生と4年生の息子2人がおいしそうにトマトを頬張っています。
つい先日まで、とても想像できなかった姿です。
子どもたちは、特に色の濃い野菜が苦手で、母親としてそれがとても気がかりでした。
知り合いから、週末に家族で体験できる農業ボランティアのことを教えてもらい、
子どもたちが少しでも野菜を好きになってくれたらと思ったのが、参加を決めたきっかけです。
高齢化が進み、人手不足の農家の方のお手伝いができればという思いもありました。
青空の下、トマトやキュウリなど色とりどりの野菜がなっている畑を目にした子どもたちのあの表情を
忘れることができません。
野菜を自分の手で収穫してみて、子どもたちなりに感じるところがあったようです。
お二人が愛情をかけて野菜を育てている様子や、手際よく収穫する姿にも感動したのでしょう。
「おじいちゃんとおばあちゃんの手、いっぱい働いてきた手だね」と言っていましたよ。
「食事は命をいただくこと」
お二人が教えてくれたこの言葉の意味を、子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。
最後に、子どもたちからの伝言です。
「また、お手伝いに行きますね!」
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