2024年5月4日放送
「毎年、新茶を贈ってくれる生産者へ宛てた40代女性の手紙」
今年も新茶をありがとうございます。
おかげさまで毎日、新芽を摘み取った一番茶ならではの甘みと、すがすがしい香りを楽しんでいます。
以前、吉田さんのお家にお邪魔した時、
喫茶店の「喫茶」に、去り行くの「去る」という漢字を組み合わせた...三文字の書が壁に掛けられていました。
気になって後で調べたところ、それは茶道でよく使われる「喫茶去(きっさこ)」という言葉で、
「お茶を一服、一息つきにいらっしゃい」というような意味があるそうですね。
そのように、ほっと一息つきながら、仕事の合間や終わりに飲む吉田さんのお茶は、
体の疲れを癒してくれるだけでなく、また頑張ろうという元気を私に与えてくれます。
さらに、英国の「アフタヌーンティー」よろしく、みんなでワイワイと会話を楽しみながら飲むお茶も最高です。
私の何気ない日常を豊かに彩ってくれています。
お茶は、ただ喉の渇きを潤すだけでなく、心の渇きまで潤してくれる飲み物なのですね。
そんなお茶の葉を木から育て、一枚一枚大事に摘み、心を込めてつくっている吉田さんには、
感謝の言葉しかありません。
これから徐々に暑さも厳しくなっていきますが、たまには一息ついて、どうぞご自愛ください。
吉田さんのお茶ファンとして、二番茶、三番茶、そして、四番茶も楽しみにしています。
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