FM 福岡 FUKUOKA

2024年2月10日放送
「父が通うデイサービスのスタッフへ宛てた40代女性の手紙」

父がいつもお世話になっております。

お正月に帰省した際、表情が明るくなっている父を見て、ホッとしました。

父と同居している兄が言うには、デイサービスに通うようになって、少しずつ笑顔を取り戻したそうです。

3年前に母が亡くなって以来、父はすっかり元気をなくしてしまいました。

両親は、私たち子どもから見ても羨ましいほど、いくつになっても仲の良い夫婦でした。

それだけに、母に先立たれた父の落ち込みようは、見ていて辛くなるほどでした。

それが、このお正月、久しぶりに会った父は、以前のような柔らかな笑顔で私たち家族を迎えてくれたのです。

半年前、家に引きこもりがちの父がようやく、デイサービスに通う気になってくれたときは、

みんなで喜んだものです。

でも、ここまでの変化があるとは、正直言って想像できませんでした。

これもすべては、スタッフの皆様の心配りのおかげです。

明るく元気に声を掛けてもらうこと。

やさしく気遣ってもらうこと。

そして、自分という存在を認めてもらうことが、どれほど父の励みになったことか。

スタッフの皆様に、感謝は尽きません。

これからも、父のことをどうぞよろしくお願いいたします。