FM 福岡 FUKUOKA

2024年1月27日放送
「50代女性が亡き母へ宛てた手紙」

お母さん、お母さんとの突然の別れから10度目を迎える1月が巡ってきました。

先日、デパートで懐かしい人と会いましたよ。

マンションの隣の部屋に住んでいた中野さんです。

あの頃、隣からはまだ小さかった子どもたちの大きな泣き声がよく聞こえていましたが、

私の知らないところで、お母さんは中野さんの相談にのってあげたり、子どもたちをあやしたり、

本当によくしてあげていたそうですね。

この日もお母さんの話になって、中野さんは涙を流していました。

いつも「人にはよくしなさい」と言っていたお母さん。

お葬式の日に、「お母さんには本当によくしてもらった」という言葉を何人の人から聞いたでしょうか。

実は昨日、これまでずっと見ることができなかったお母さんの日記をようやく開きました。

最後のページは、亡くなった日の朝に書いた、こんな一文から始まっていました。

「今日ほど気持ちよく目覚めた日はない」...

突然のことで「さよなら」も言えず、「ありがとう」の言葉も伝えられなかったことをずっと悔やんでいたけれど、

この一文になんだか救われたような気がしました。

まだまだお母さんのようにはなれないけれど、少しでも近づけるように頑張るので、

これからも見守っていてくださいね。