FM 福岡 FUKUOKA

2023年7月8日放送
「80代女性が近所にあるスーパーへ送った感謝の手紙」

いつもお世話になっている、買い物客の一人です。

今日はどうしてもお礼を伝えたくて、手紙を書くことにしました。

最近は、スーパーやコンビニのレジも、自分でいろいろ操作しなければならないところが増えてきました。

若い人たちにとっては操作も簡単で、この方が便利だと思いますが、

私たち高齢者は戸惑うことばかりです。

その点、そちらのスーパーはレジに人がいてくれるので助かります。

昔のようにきびきびと動けなくなってしまった私は、支払いのときにまごついてしまうこともしばしば。

後ろに並んでいる人のことが気になって、「早くしなければ」と思えば思うほど、小銭を落としてしまったり...

本当に情けなくなります。

そんな私に、いつも温かい言葉をかけてくれるレジの方がいます。

「大丈夫ですよ、ゆっくりでいいですよ」

その言葉にどれだけ救われたことか。

しかも、私を見かけたら、「こんにちは!」と笑顔で挨拶してくれるんです。

「覚えてくれている」とうれしくなります。

歳を重ねるにつれ、できないことも増えてきましたが、まだ自分で買い物に行こうと思えるのは、

そういう親切な方がいてくれるおかげです。

どんどん機械化が進む時代の流れですが、思いやりがあふれる世の中はいいものです。

スタッフの皆様の真心が生きる糧になっている人がここにいることを、どうかお伝えください。