FM 福岡 FUKUOKA

2022年12月3日放送
「50代の経営者男性が、かつての先輩へ宛てた手紙」

年の瀬も近づき、何かと気忙しい毎日ですが、先輩はいかがお過ごしでしょうか?

私の方はというと...この1年、コロナ禍で起きる色々な出来事に振り回されて、

焦ってばかりだったように思います。

そんな中、先日、会社の窓からふと中庭を見ると、今年も赤いシクラメンの花が咲いていました。

中国の詩人、杜甫の「国破れて山河あり」という漢詩のように、

人間たちがどんなに右往左往しても、シクラメンは毎年変わらずに、何事もなかったように花を咲かせています。

私がまだ若かった頃、どんなトラブルに見舞われても、

平常と変わらぬ...泰然自若たる態度で、物事に対処していた先輩の姿を思い出しました。

来年も世の中は、どんどん変化していくことでしょう。

しかし、自分の足もとを見失うことなく、一歩一歩、着実に前に進んで行こうと思います。

またいつか、先輩とお酒を酌み交わしながら、昔話に花を咲かせたいです。