FM 福岡 FUKUOKA

2022年5月28日放送
「この春、大学生になった女性が図書館の司書へ宛てた手紙」

幼い頃から友だちをつくるのが苦手だった私は、

放課後は毎日のようにそちらの図書館に通って、読書をして過ごしていました。

本は、いつでも、どこでも開けばたちどころに、私を受け止めてくれます。

さらに、内向的な性格の自分とは違う、

いろんな時代のいろんな国のいろんな人生を体験させてくれる、タイムマシーンのようなものです。

司書さんたちは、「その本が好きだったら、この本も面白いかも知れないよ」とオススメしてくれたり、

新刊の情報を真っ先に教えてくれたりと、いつも私を気にかけてくれて嬉しかったです。

そんな優しくて親切な司書さんたちの影響で、本が大好きになった私は、

いつしか本に囲まれた場所で仕事がしたいと思うようになりました。

いま私は、大学で司書を目指して勉強しています。

司書って貸し出し業務だけじゃなくて、大量の本の分類や整理もする仕事なんですね。

ますます尊敬の念が湧いてきました。

孤独だった私の心を癒してくれ、

豊かにしてくれた、司書の皆さんの後輩になれるよう、勉強がんばります。