FM 福岡 FUKUOKA

2021年7月3日放送
「子ども見守りボランティアのおじさんに宛てた小学生の手紙」

おじさんへ。

学校の授業で感謝の手紙を書く時間があったので、ぼくはおじさんに手紙を書くことにしました。

毎日、毎日、学校の行きと帰りの時間、おじさんは横断歩道の前に立ってます。

ぼくが1年生のとき、よく確認しなくて道路を渡ろうとしたら、「危ない!」って、

おじさんに大きな声で言われて、とても怖かったです。

それから、おじさんが「おはよう」と声をかけてくれても、ちゃんとあいさつをすることができませんでした。

そのあと、お母さんに、どうしておじさんはいつもあそこに立ってるの?と聞いたら、

「あのあたりは車が多くてね、だからおじさんが、事故から守ってくれているんだよ」と教えてくれました。

おじさんは、とっても優しい人だったんですね。

それからは、「おはよう」と言われたら、ちゃんと「おはようございます」って言えるようになりました。

この前、おじさんがいなかったとき、暑い日が続いてたから病気になったのかな?って心配になりました。

でも、次の日に、おじさんが立っていたので、よかったです。

おじさんが振っている黄色いハタが見えると、ぼくは安心します。

これからもっと暑くなっていくけど、体に気をつけてください。

そして、いつまでも、ぼくたちのことを、守ってくれたらうれしいです。