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薬剤師さんのお仕事
薬の基礎知識

コンシェルジュ:かわかみ薬局 薬剤師川上幸治さん

この番組初めての職業”薬剤師“さんに登場頂きます。病院に行って処方箋を貰って薬局に行くと
その処方箋で薬を処方してくれる”薬剤師さん“。一体どんなお仕事なんでしょう?そして、皆さんも普段
お世話になっている”お薬“の基礎知識。知ってるようで知らなかったお薬の事。
ドラッグストアが増えて、お薬も手に入れやすくなったからこそ、ちゃんと知っておきたいお薬の事、
薬剤師さんに教えてきた抱きました。


お薬の基本の話です。
「お薬は、なぜ水で飲むのでしょうか」
薬が本来の効果を発揮しやすく、食道や胃にきちんと届きやすいからです。少量の水だけで
飲む薬が食道にとどまり、炎症の原因になることがあります。基本はコップ1杯程度の水か、
ぬるま湯で飲んでください。お茶やコーヒー、牛乳、ジュースは、薬によって吸収や作用に
影響することがあります。薬ごとに例外もありますので、特別な指示がある場合は、
その指示を優先してください。


「食前」「食間」「食後」の違い。なぜ時間が違うの?
一般に、食前は食事の約30分前、食後は食事が終わってから約30分以内、
食間は食事と食事の間、目安として食後約2時間です。「食間」は食事中という意味では
ありません。時間が決められている理由は、空腹時の方が吸収されやすい薬、食後に飲むことで
胃への刺激を抑えられる薬、食事の影響で効き方が変わる薬など、それぞれ性質が
違うためです。お薬の袋に書かれた説明の指示どおりに飲むことが大切です。


「お薬を飲み忘れた時は?」
まず、2回分を一度に飲まないでください。気付いた時に飲める薬もありますが、
次の服用時間が近い場合は1回分を見送る薬もあります。糖尿病の薬、
血液をサラサラにする薬、てんかんの薬など、特に自己判断を避けたい薬もあります。

薬によって対応が異なるため、お薬の袋に書かれた説明や説明書を確認し、分からない時は
薬局へご連絡ください。



「NGな飲み方って?」
代表的なものは、2回分をまとめて飲むこと、自己判断で量を増減したり急に中止したりすること、
家族や知人の薬をもらって飲むことです。錠剤を勝手に割る、砕く、カプセルを開けることも、
効き方が変わったり副作用が出やすくなったりする場合があります。

また、お酒と一緒に飲むことで眠気やふらつきが強くなる薬もあります。
飲みにくさや不安がある時は、粉薬や貼り薬など、他に飲みやすい薬の形がないか
医師・薬剤師に相談してください。


「市販薬と処方薬は何が違う?どう使い分ける?」
処方薬は、医師が診察し、その方の病気、年齢、体質、検査値などに合わせて
選ぶ薬です。市販薬は、軽い症状に対して自分で選び、短期間使うことを
想定した薬です。軽い頭痛、発熱、鼻水、胃の不快感などは市販薬で対応できることがあります。
ただし、症状が強い、長引く、繰り返す、いつもと違う、妊娠中、持病や服用薬が多いといった場合は、
購入前に薬剤師や登録販売者へ相談し、必要に応じて受診してください。


最後に一言・・・ 

薬剤師は、薬局の中だけで働いているわけではありません。薬剤師会を通じて、
学校の環境衛生検査や薬物乱用防止教育、在宅医療、地域の健康イベント、
休日・夜間の医療、災害時の医薬品供給などにも関わっています。
薬局は、薬を受け取るだけの場所ではなく、「病院に行くほどではないけれど少し気になる」
「この薬とサプリメントを一緒に飲んでよいか」などを相談できる身近な窓口です。
ぜひ、お住まいの地域に信頼できる薬局・薬剤師を見つけ、かかりつけとして
活用していただければと思います。