絵本書司、読書アドバイザーの安藤宣子さんに
お家時間をさらに楽しく、
そして役に立つ絵本を
教えてもらいました。
11月31日は絵本の日です。皆さん知ってましたか?
児童文学作家の瀬田貞二さんが(瀬田貞二さんは、映画にもなって大ヒットした
「ナルニア国物語」や「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」の翻訳者としても有名です。)
日本の絵本に関する基本的な考え方を最初に示し、その後絵本の世界に大きな影響を与えた
「絵本論」を出版した日、それが11月30日でした。それにちなんで、民間図書館の
「絵本と図鑑の親子ライブラリー」ビブリオキッズ、ビブリオベイビーが制定し、
日本記念日協会によって2012年に認定されました。
今回ご出演の安藤宣子さんは、この「ビブリオキッズ」に勤務されている
絵本司書であり読書アドバイザーです。
(安藤さんお勤めの「ビブリオキッズ」詳しくはこちらをご覧ください。
今回は安藤さんに「オウチ時間を楽しく、そして役に立つ」絵本を
ご紹介して頂きました。
「子どもが主役 料理+理科キッズドリル」
プレジデント社 プレジデントムック「dancyu(サンチュウ)」から出ています。
ビジネス書を主に出版していて、しかも「dancyu」は美食です。そのdancyuからの
この絵本、一体どんなものなのでしょうか?
表紙には
「理科実験体験ができてしかもおいしい」と書かれています。
お子さんと料理を作る過程から一緒にすれば、お子さんはもちろん、親御さんも
きっと楽しいはずです!子供たちも、今までお母さん任せだったのが、
料理の作り方も覚えて、しかも理科実験のニュアンスもあるので、
子どもたちも楽しく料理を学べるはずです。役に立ちます!
表紙を開くと見返しに問題が・・・
「ある休日、子どもたちが退屈しています。
お腹も減ってきました。さて何をしたらいいでしょう?」
ページを開くと・・・
答え「料理をしよう!」
理科監修の松延康先生
「こどもはみんな実験好き。どんな結果でも実験は考える力を引き出す」
料理監修の館野鑑子先生
「失敗しても教材と思えば安いもの。親はぐっとこらえて見守りましょう」
また、この本の使い方については
「この本は子供が主役です。子供本人に選ばせましょう。
ただし、1人で作るための本ではありません。
保護者が子供の手伝いをして、一緒に料理を楽しみ、
いずれ料理が好きになる為のきっかけを作る本です。」と
書かれています。
気になるメニューは・・・
※お絵描きパンケーキ
※ドキドキフルーツゼリー
※冷蔵庫なしでもできちゃうアイスクリームなどなど…
もんだい
「パンケーキをこんがりキツネ色にするには どうしたらいいでしょう?」
この問題を 料理をしながら答えていく、という本です。
親御さんも子どもも一緒に楽しめそう!
1日1品ずつ作ってもいいかもしれませんね!