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英語は1年でマスターできる!

コンシェルジュ:トライズ代表取締役三木雄信さん

1年で使える英語をマスターするプログラム「トライズ」を運営なさっています。

今回一番印象に残ったのは…
英語は1年でマスターできる、というタイトルで、7つの戦略を伺いました。
(英語を戦略的にマスターする方法)

①自分に必要なのはどんな英語かを明確にする。
学校の勉強は、自分のゴールとは関係なく、一般的な事が
まとめられています。ただ、三木さんの場合で言えば、IT業界の交渉で
必要な英語だけで、例えば自然科学系の単語を覚えても全く意味はない。
本当に使う3000語は、どのような場合でも使うので、それは覚えなくてはいけない。
そこから先は細かく枝分かれしていって、自分の分野で必要な英語を深く掘り下げていった方が
効率はいいはずなんです。

②スピーキングとヒアリングを集中的に鍛える
英語を勉強する、と聞くと単語を覚える方になってしまう。でも暗記は
やる必要はない。基本中学文法、中学単語でいいと割り切って、文法と単語を
いかにして使うか?と言う事をやらなければいけない。
これは「知ってる」と「できる」の差なので、それを練習するためにも
スピーキングとヒアリングに集中すべきと言う事です。

③単語は勉強しない。これ以上の単語力アップは不要だ
実際レッスンなどをしていく中で、自分自身の分野にあってる事をやっていたら、
しょっちゅう出てくる単語ってあるはずなんです。それは自然に覚えていきますし、
後、自分の仕事に関係ある事だったら、すぐに覚えられるはずです。
なので、わざわざ単語う追加で覚えることに時間を使わなくても良い。

④言いたいこと1つにつき言いまわしは一つだけ
交渉のために必要とか、プレゼンの為に必要な言い回しは、だいたい100から200あれば
カバーできてしまう。この表現にはこの言い回しで行く!と決めちゃった方が早く
用事が出来るようになります。

⑤文法も勉強しない。不安なら中学英語の解説本に1回だけ目を通す
中学文法は必要です。今、凄く簡単な文法書として、中学文法が復習できる
1冊になったものがあります。だいたい忘れちゃってる、と言う人でも3か月あれば
中学文法は大体復習できます。

⑥日常会話やスモールトークは後回し
実は一番難しいのは日常会話です。相手に合わせて相手が言ったことを理解しようとする、
例えばアメリカ人と話していて、アメリカンフットボールの話題を議論しようとなると、
そもそもアメリカンフットボールのチームも知らないし、ルールも分からないので、
会話のレッスンと言うより、その手前の中身に関しての理解がないから、日常会話するって、
結構難しい事なんです。

⑦発音をあきらめる
孫正義さんのユーチューブを見て欲しいのですが、カタカナ英語なんです。
これで通じると言う事を確認して安心してもらいたいです。


英語上達のために必要なことは…
「ゴールを決めてそれを毎日の学習に落とし込んで、1年継続すること」です。

詳しく知りたい方は、三木雄信さんの著書や、カタカナで「トライズ」と検索してください。


三木雄信さん。ありがとうございました。