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使える英語を身につけよう

コンシェルジュ トライズ代表取締役三木雄信さん

今回のコンシェルジュは英語についてです。
三木雄信さんのプロフィール。
1972年福岡生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱地所株式会社へ入社。
その後、ソフトバンク株式会社へ移り、27歳で同社社長室長に就任。孫正義さんの下で
ブロードバンド事業「Yahoo!BB」など多数のプロジェクトを担当。
2006年トライオン株式会社(現:トライズ株式会社)を設立。1年で使える英語をマスターするプログラム
「TORAIZ」を運営する。


プロフィールを見ていて気になるワードが色々とあるんですが、
三木さんのターニングポイントは、孫社長とアメリカ出張へ行った25歳。
面接時、孫さんから「三木君は英語ができるの?」と聞かれ
「日常会話くらいなら」と言って入社。それを本当だと思い、
海外出張に三木さんを連れていき、様々な要人に彼はすごいんだよ、と
紹介。その時は事なきを得ましたが、自分が英語を話さなくてはいけない
ターンになり、結局その時、英語が話せないのがバレてしまった。
とても大恥をかき、自分で商談が出来るくらいになる、と言う目標を持って
英語の勉強を始めたそうです。

三木さんが代表を務める「TORAIZ」とは?
自分自身が学ぶことで、色々経験出来た。昭和47年の田川では、蒸気機関車が
レギュラーの交通機関だった。英語を話す未来など思いもつかなかった。
その後ソフトバンクでは銀行買収・証券市場創設・通信会社創設など多くの
プロジェクト・マネージャーをして、得難い経験もした。これも英語を含めて学んだ結果。
TORAIZのミッションは「学ぶことを通じて人と組織の可能性を拓く」で、それが自分が
24時間365日考えてもいい事業だと思った。

英語を学ぶとき、何が大事ですか?
ゴール設定が大事。最近はサッカーも野球も、海外で活躍することがゴールになって
きている。そのゴールのためになら、英語もスポーツも頑張れる!!

三木さんは英語を身につけるために、まず何を始めましたか?
単語や文法はわかっていたので、シャドーイング、パターンプラクティス、ネイティブ講師の英会話を
始めました。1日3時間、1年間勉強したそうです。


そして三木さんに聞いて意外だったのは、孫さんの英語について。

三木さんに伺うと、文法も単語も中学生レベル+α(96%は中学単語)。
言いたい事がはっきりしている。そうです。

そこに専門用語をいくつか覚えればオッケー。発音はそもそもネイティブな
発音にはなれないそうなので、そこは気にしないで勉強したそうです。

孫さんが覚えてる単語は3000語ほど。あとは専門用語を覚えて、中学校で教わった
文法(しかもよく使ういくつかの文法)を覚えてしゃべっているそうです。

孫さん、凄いです。そこに気付いて勉強を始めた三木さんも凄いですよね!