秋の味覚を楽しむレシピ
10月に入って、朝晩過ごしやすい日が多くなりました。皆さんお待ちかね!
味覚の秋です。そこで秋の味覚を楽しめる簡単なレシピを、幾田淳子さんに伺いました。
今回もコンシェルジュは㈱IKUTA Kitchen代表、料理研究家の幾田淳子さんです。
秋といえば色んな味覚がありますよね。栄養のバランスを考えた秋の献立、秋は
どういった栄養を摂ったらいいでしょうか?
ーーー幾田さんーーー
30度を超える夏から、零℃近くまで気温が落ちる冬への過渡期にある秋。
夏の暑さが年々激しくなるにつれて、秋の期間が短くなっているようにも感じられます。
しかし、短くなっても夏から冬へかけての秋は、体が寒さの厳しい冬に向けて備えていく
時期です。気候が良くて、活動しやすい時期でありますが、日々を楽しみながらも
寒さの厳しい冬に向けて”備えていく”意識を持って生活を送っていきましょう。
高温多湿な夏の間と違って、秋になり徐々に気温が下がるとともに、空気が乾燥していき
ます。空気が乾燥すると、喉や肺からも潤いが奪われがちで、喉や肺の粘膜が乾くと、
ウイルスに感染しやすくなり、呼吸器にも負担がかかりやすくなります。また、肌や粘膜からも
潤いが失われがち。高温多湿の間は、自分の汗で、皮膚も潤いを保っていましたが
気温が下がると汗の量も減り、肌を潤わせることがなくなります。
このようなことから、気温が下がるとともに、体全体が乾燥しやすい状態におかれることと
なります。
じゃあ、具体的にどんな時にどんな栄養素を摂ったらいいのでしょう?
乾燥しがちな体に潤いを与えて、新陳代謝や血行を促進する、どんな栄養素を
摂ったらいいでしょうか?
ーーー幾田さんーーー
ビタミンAですね。 秋の食材で言えば鮭やニンジンです。
体全体の粘膜、肌の潤いを促進。肌の新陳代謝を促して、乾燥対策ができます。
ビタミンE。抗酸化作用があって、血行を促進。肌の新陳代謝を促します。
セラミド。肌の潤いを保ち、肌の新陳代謝を促します。
脂質。炭水化物、タンパク質と並んで、重要な栄養素で「三大栄養素」の
一つ。
秋の味覚を楽しむレシピ
「リンゴ」を使ったレシピ。
2人分
材料)
リンゴ/2個
バター(食塩不使用)/10g
レーズン/10g
くるみ/10g
グラニュー糖/30g
下ごしらえ
オーブンは180℃に温めておきます。
バターは1センチ角に切っておく。
作り方)
1-リンゴは皮ごと洗って水けをふく。
2‐ペティナイフでへたをくりぬき、中の芯もくりぬく。
底のほうは少し残す。
3‐くりぬいたところに、バター、レーズン、くるみ、グラニュー糖の
順に詰める。
4‐底から2/3ほどの高さまでアルミ箔で覆って、ココット型に入れる。
180℃のオーブンで25~30分焼く
!ポイント!
アルミ箔で覆うと、蒸し焼き状態になって火が入りやすいです。
ココット型に入れてリンゴが転がらないようにする。
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