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コンシェルジュにカリナリーディレクター中東篤志さんを迎えて

今回のコンシェルジュはカリナリーディレクターの中東篤志さんをお迎えしました。
中東さんは、黒川温泉にある「予祝」を監修。【阿蘇・熊本】黒川温泉の朝ごはん 御客屋の姉妹店 予祝(よしゅく) (yosyuku-kurokawa.jp)
9月にオープンした「予祝」では、おいしい朝食が頂けます。その監修を中東さんが行いました。
その中東さんのお仕事「カリナリーディレクター」とは・・・?

カリナリーは食全般を指す言葉、食全般をすべてディレクション出来る立ち位置、
と言うことで、中東さんが作った肩書です。

中東さんは、京都府左京区下鴨出身。代々料亭を営む家系に生まれます。
12歳の頃から父のもとで料理を学び始めるが、高校卒業後、バスフィッシングのプロを
目指すためにアメリカへ移住。23歳で料理の道に復帰、29歳で現在の職業「カリナリーディレクター」
として、One Rice One Soup,Incを設立。現在はニューヨークと京都を拠点に日本食のイベントや
企画、飲食店プロデュース、食からの地域創世事業などを手掛けています。

中東さんをもっと知りたい方はこちらへ!onericeonesoupproject.com

海外に行っていたからこその”日本食の素晴らしさ”は「お米を食べる」「出汁」など
ありましたが、中東さんが気付いたのは「箸で食べることが大事」なんだそうです。

フォークは一緒にいろんな食材を口に入れたりするけど、箸は一つ一つの食材を持って
食べます。「これは何なのか?」を選んでつかんで食べます。また、おちゃわんは左、箸は右と
昔から言っている、と言うことはそれにのっとった料理の出し方、箸で食べやすい、
つかみやすいように切る、炊く、右から箸が入りやすいような盛り付け方、
日本食独特と言うことは、箸で食べるのは重要です。

日本食の良さは食材などと思っていましたが、箸で食べる事、と言うのはなんだか
目からうろこでした。確かに!!

ちなみに、中東さんのオニギリの握り方は 凄いんですよ!!