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防災の話

今回はコンシェルジュに、佐賀県唐津市消防本部の高原寛和さんをお迎えして、防災(特に最近多い、大雨などの)に
ついてお話伺いました。

先日は九州北部を大雨が襲い、甚大な被害を受けた地域もあります。年々大雨の被害が増えているなーと実感します。
そこで、防災の色々なお話を伺いました。

大雨が降る季節の災害の正しい情報の取り方、2つあるそうです。改めて・・・
①テレビやラジオのメディアによる情報(テレビ、ラジオをつけておく)
②スマホによる情報(現在お住いの地域がだすハザードマップを参考にする。気象庁が出しているキキクルを参考)

気象庁「キキクル」https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#zoom:5/lat:34.034453/lon:135.000000/colordepth:normal/elements:land


また、雨の強さは5段階に分かれています。

やや強い雨…1時間あたり10mm以上20mm未満の雨量。地面から跳ね返った雨で足元が濡れるような雨

強い雨…1時間あたり20mm以上30mm未満の雨量。「土砂降りの雨」と表現されます。

激しい雨…1時間あたり30mm以上50mm未満の雨量。「バケツをひっくり返したような」雨

非常に激しい雨…1時間に50mm以上80mm未満の雨。「滝のように降る雨」

猛烈な雨…1時間80mm以上。息苦しくなるような圧迫感、恐怖感を感じるような雨


こちらも気にしておくと、早めの非難につながってくるかもしれません。
また警戒レベルについても教えて頂きました。

警戒レベル①「災害の心得を高める」(災害が発生するかもしれない、という自分の中のスイッチを入れる)

警戒レベル②自らの避難行動を確認。

警戒レベル③危険な場所から高齢者等は避難。(災害弱者と言われる方は避難してください)

警戒レベル④危険な場所から全員避難(キキクルでいうところの紫色になっている)

警戒レベル⑤命の危険、直ちに安全確保。実はこの段階で避難所に避難するのは危険です。
                   なので、近くの安全な場所へ避難する。


とにかく、今は大丈夫、まだ大丈夫はありません。一人で避難するのではなく、声かけあって
避難してください。