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知っておきたいお口のケア

コロナウィルス感染症が落ち着いてきて、マスクを外す機会も増えました
そこで気になるのがお口のケアです。ここ数年、マスクの下に隠れていたお口、歯、
出すことが多くなりました。そこで今回は、医療法人四葉、まき歯科理事長の副島太悟さんに
専門家の意見を、いろいろと伺いました。

お口のケアってrなぜ大事なのか?

口腔ケアとは、口の中の状態をキレイに保つことで、歯周病や虫歯をはじめとする、
様々なトラブルを予防し、それに伴う全身の状態の機能向上を目指す、というケアです。
お口の健康は全身の健康にも影響していて、歯周病菌は脳梗塞、動脈硬化、心筋梗塞、誤嚥性肺炎、
糖尿病、早産などに影響すると言われています。
数値で見ると、心筋梗塞のリスクは2・8倍、脳卒中の罹患率は20パーセント上昇、早産のリスクは
7倍に上昇、すい臓がんのリスクは1・6倍です。
また歯周病が多く存在すると脂肪が増えて太りやすくなり、糖尿病の合併症とも言われています。
最近では、アメリカの研究チームが、アルツハイマー型認知症と、歯周病菌のPg金との関連性も
発表されました。


お口のケアで聞きたいこと①口臭って何?
口臭とはお口の中の臭いです。この臭いは4つに分けられます。

生理的口臭、病的口臭、外的口臭、心理的口臭です。
また、口臭は起床時が一番強いです。睡眠時は唾液の量が減少、寝ているので
飲食もできないので、口腔が乾燥してしまうのが 口臭の原因です。

また口臭は大きく3つの臭いに分けられます。
1.硫化水素・・・卵が腐ったような臭い、生理的口臭
2.メチルカプタン・・・野菜や魚が腐った臭い 歯周病が原因
3.ジメチルサルファイド・・・生ごみの臭い、全身疾患が原因


じゃあ、口臭の原因になっているものは?

生理的であれば、唾液の減少が原因です。病的な口臭は、歯科口腔領域であれば歯周病、悪性腫瘍、
ドライマウス、耳鼻科領域では副鼻腔炎、全身疾患だと、糖尿病、肝臓疾患、腎疾患があり、
治療が必要ですし、生活習慣も大事です。



口臭改善と予防
口臭を改善するケア方法と予防の方法ですが、生理的であればまず水分補給と、よく噛む事で
唾液が出て、改善します。規則正しい生活習慣も必要です。
病的な口臭は治療が必要です

口腔内の予防法としては、しっかりとした歯磨きと、舌の舌苔をキレイにすることで、
かなり口臭を予防することができます。舌苔とは、最近がタンパク質を分解した
硫黄の物質を作って、これが粘状に付着したもので、臭いの元になります。

舌苔は舌ブラシを必ず使ってください。


副島さんが立ち上げた「歯ッピーヘルス株式会社」では、
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まき歯科 島原市上新丁1丁目4158-1 あんしんハウス島原1階