FM 福岡 FUKUOKA

オペラに親しもう

今回も、西日本オペラ協会理事長で、バリトン歌手の久世安俊さんに、
オペラのいろんな事を聞いちゃいました!

オペラってずっと音楽が流れてると仰ってましたが、セリフも歌ってるの?

オペラはずっと音楽が流れている(音楽で表現される)ので、セリフにも
音符が付いています。なので、セリフも歌っています。(そうでない作品もありますが)
そしてオーケストラの生演奏です。
お客さんから見えないところに”オーケストラピット”というのがあって
そこにオーケストラが入っています。そしてマイクは使いません!!

どういった役作りをしてるの?

なぜこのセリフに対してこういう長さ、リズムが与えられているのか、じゃあこれは
こういう意味なんじゃないか?と読み解いていくのがプレーヤーの仕事です。

なので、演者や演出家、指揮者によって、同じ役でも全然違うキャラクターになります。


マナーとかルールってあるの?

特にないです。例えば「アリア」と言って、演者の心情を歌い上げるパートが
有ります。そこはテクニックの見せ所で、その「アリア」が終わった時に
ブラボーという、とかはあります。また、ヨーロッパでは、良くなかったときは
ブーイングもあるんですよ

また、コートは必ず入口であずける。
コートを中に持ち込むと、音が変わってしまいます。(コートに音が吸収されてしまう)
なので、入口で必ずあずける、はあります。

オペラって、九割九分”恋愛の話”です。惚れた晴れた、好きだ嫌いだの話しか
ない。なので気軽に楽しめます。

硬い話かと思ったら、恋愛話。しかも作品によってはどろどろの話もあるそうで…
興味出てきましたよね??