今回は、番組初の香りの話です
コンシェルジュにアロマブレンドデザイナーの松下里沙さんをお迎えして、
今回は香りの話をしていただきました。
松下里沙さんは9月にRICCAと言うお店をオープンされました。
「おいているだけでも華やかで、インテリアにしても楽しめる精油」をコンセプトに
精油やアロマキャンドルなどの商品販売をはじめ、気軽に精油を楽しんでもらえる
スクールを展開しています。
ricca.aromaでInstagramも見ることができますよ~
10月20日水曜日 オリジナル香水のワークショップもあります!
是非インスタなどでご確認ください。
さて、そんな松下さんにまず”精油の魅力”について伺いました。
1-セルフケア
このご時世で、今まで行っていたサロンに通えなくなって、お家にいる時間の
ストレスをどうやって解消しようか?と言う時に、精油一本あればいろんな方法で
解消できます。精油はセルフケアが手軽にできる優れもののアイテムです。
2-美容効果
精油は体の内側からも良い効果を与えてくれます。
美肌やホルモンバラスの調整など、いろんな事が精油でできます。
精油は経皮吸収と言って、分子がものすごく小さいので、皮膚に塗った瞬間
肌に浸透。血管の中まで侵入していきます。血管やリンパを通じて
精油が全身に回っていきます。
3-香りが脳に与える影響
香りは、脳に直接働きかけることができる唯一の手段といってもいいもの。
他の五感、視覚、聴覚と言うのは、大脳新皮質という所を通過して、脳の中心の
大脳辺縁系という所に通じていきます。
しかし嗅覚だけは、直接大脳辺縁系に通じています。この大脳辺縁系は
感情や本能をつかさどる場所で、さらに、その下の視床下部と言う部分が
あり、そこは自律神経とかホルモン分泌を司ってる場所になるので、
そういったところにダイレクトにつながっています。なので、香りを嗅いで
懐かしい、と思う事もあるし、嗅いだ瞬間くさい!いい匂い!嫌い!など
瞬時に言葉が出るのは、脳にダイレクトにつながっているから、と言われています。
香りってとても奥深いというか、凄い効果を持ってるんですねー
アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)の違い
一般的に多く言われている「アロマオイル」と言うのは、エッセンシャルオイルと
同じもの、と認識されていますが、実は違います。
アロマオイルは合成のもの、アルコールを含んでいたり、香りはするけど、肌に直接
塗れないものになっています。
エッセンシャルオイルは100%天然で、植物から抽出されたエキスなので
香りもそうですが、肌に塗ってもいい、と言う事になっています。
見分け方
簡単に見分けられるのは、精油(エッセンシャルオイル)は直射日光に弱いので、
必ずガラス製の遮光瓶に入っています。(遮光瓶の色は茶色や緑色、青色などもあります)
プラスチックの茶色の瓶に入ってる場合は精油じゃない可能性があります。
またラベルにも注目!100%天然、精油と言う表記がある場合もあります。
エッセンシャルオイルの種類
ハーブ系
爽やかな香りが多いです。清涼感をもたらしたり、スッキリとした気分に
してくれて、前向きになりたいな、と言うときにおすすめです。
柑橘系
シトラス系とも呼ばれる、果実から取れる精油です。
万人に好まれる香りで、気分をリフレッシュさせたり、パワーを
与えてくれます。
フローラル系
甘く華やかな香りが特徴。希少価値も高くて、精油自体もとても高級。
特別感を味わいたいときにおすすめです。
エキゾチック系
東洋の個性的な香りの分類。神秘的な香りで強め。
神秘的、官能的な雰囲気を作り出すので、松本さんはヨガをする時に
使っているそうです。
樹脂系
木の樹脂から抽出された精油。(このジャンルに
フランキンセンスなども入ってきます)性質上粘度の高い精油で
ドロッとしているので、保湿効果があると言われている。
スパイス系
スパイシーで少しピリっとする香りです。
モヤっとしたとき、パッと気分を変えたいときにおすすめ
樹木系
ヒノキなどの木の精油。アロマバスにして高級旅館に
言った気分が味わえます。
精油と一言で言ってもこんなにたくさんの種類や効果があるんですねー。
なんだか奥深い世界・・・次回も香りについて聞いちゃいます!
RICCA. aroma atelier & shop
福岡市中央区白金2-7-20
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