FM 福岡 FUKUOKA

お家時間、正しいトレーニングをするには?
パーソナルトレーナーの方にお話しをうかがいました!

お家時間、お家でYoutubeを見たりして、1日ちょっとでも運動しよう、と言う方増えていると
思います。でも、間違ったやり方で 体を痛めてしまったり、効果が全然現れなかったり、
続かなかったり・・・そんな方へ、ちょっとでもお役に立てるように、プロの方にお越し頂き、
効果的な方法を聞いてみました。

コンシェルジュはパーソナルトレーナーの伊佐慎吾さんです。

ーまずは伊佐さんに”おうち時間でトレーニングする時”何がポイントですか?

一番は継続することが大事なので
無理なく、ストレスなく、楽しくする事が大事だと思います。

何をやるにしろ続かないと良い影響はないので、
どの種目をすると言う事よりも継続できるように無理なくする事
が僕は大事だと思っています。


ー毎日しないとだめですかね?
 そうですねー僕は「5分だけでも毎日継続した方」が良いと思います。
 歯磨きと一緒ですよね。それくらい習慣化して欲しい、と言う気持ちはあります。


ー今、ご自宅でYoutubeや動画を見てお家でトレーニングしてる方って多いと思うんですが

 間違ったプログラムってありますか?

ジムに通ってる方とかだと、ジムに行ってすぐスクワットしたり、すぐマシンを使うなど
ウォーミングアップせずに高強度のトレーニングに入ってしまう方は、ケガの確立が
凄く増えます。そこは気を付けて欲しいです。
どれくらいかと言うと、通い始めて6割の方が1年以内に怪我をする、と言うデータもあります。
ちゃんとした指導のもと、重さを変えたりするのはいいですが、むやみやたらに
してはいけません。

ー怪我をしないためのプログラム教えて下さい。

ほぐす⇒伸ばす⇒安定させる⇒整える⇒鍛える

ーまずは「ほぐす」から

固まった筋肉をほぐします。固まっていると動かないので、例えば、お尻の筋肉が
固い方が”スクワット”しても、お尻の筋肉には効かないです。動かす前に
”動かせるキャパを作らなくてはいけません”。

ーほぐしたら伸ばします

ほぐした筋肉を伸ばして、関節や筋肉の移動域を確保するために
筋肉が伸びないといけないので、そういう面で”ほぐした後伸ばす”
本当は100伸びる筋肉、でも50しか伸びてない状況で使ってたら
もったいない!
って事です。


ーそして安定させる

関節、筋肉を安定させて動かすための土台作り。
自分の体を上手く動かすには いい土台の上に乗ってることが
重要になって来ます。
いわゆる”体幹トレーニング”を処方して土台の安定を作るという事。

ー安定したら整える

関節の正しい動き方を覚えさせます。
体幹安定しました、土台もできました!ってなったら次は
スクワットいきたい、ってなって来ます。
安定したら整える⇒スクワットで言うと、股関節をしっかり深く曲げたり
するんですけど、それを違う形で行う、要は四つん這いになって
立ってやるスクワットと同じ動きをさせる。など意味です。

ダイレクトにスクワットに行くのではなく、同じ関節を使うんだけど、
違う体制で教育させて、次の鍛える、に行くんだそうです。

とにかく、ウォーミングアップは怠るな!って事ですよね