今回も”文章のプロ”に 文章のコツを 教えてもらいました。
株式会社チカラのライター 古林咲子さんにお話しを伺いました。
今回は すぐに使えるビジネスメールで注意した方がいいポイントです。
ビジネスメールって、どうしても淡泊に、というか無機質になりやすいんですよね。
冒頭「お世話になっております」から「何卒宜しくお願いします。」になりがち。
なので、ちょっと距離を近づけたい相手や、すでに距離の近い方には、是非…
時候の挨拶を活用して頂きたいです。
時候の挨拶、と検索すると、ひな形みたいのがいっぱい出てくるんですけど、
これを自分のオリジナルで書いてもらえると、相手にも気持ちが伝わりやすいし、実はこれ、
自分の言葉の訓練にもなるので、是非やって頂きたいと思います。
例えば
今日は暑いですねはスタンダードなんですけど、
向日葵が空を向いていましたといった、自分が実際に目にした光景が
一番いいので・・・
ドアを一歩出ると セミの鳴き声が
シャワーのように降り注いできました
とかから始まっても良いんじゃないかと思います。
~確かに素敵ですねー!!古林さんが”とても時候の挨拶が素敵だな”と思った
経験があるのだそうで…
以前、あるジャズ喫茶の取材に行って、記事確認のやり取りっていうのを
店主の方としてたんですが、その時期が梅雨だったので、店主の方が
冒頭に時候の挨拶を書いていらっしゃって・・・
雨が降るたびに アジサイの色が濃くなっていくようです
と書かれてて、素敵だなーって思ったのと、あとはエッセイストの方が、
その時はまだ秋だったので、冒頭で
金木犀の香りがかぎたくて、ちょっと遠回りをして帰っています。
っていう挨拶をされてて、自分が体験したことを書くと、こんなにも伝わりやすいのかーと
思いましたねー
~読む側がギフトをもらった感じになりますよねー。
さらに今週は「言葉のシャワーを受け取るためのおススメの1冊」を
教えて頂きました。
文章力というよりも、人に伝えるコミュニケーションに結構役立つんじゃないか?と
思う1冊。
コピーライター小西利行(こにしとしゆき)さんの「伝わってイルカ」
本当にお話の中にイルカが登場して、ストーリー仕立てで学べる本です。
伝える、よりも伝わることの大切さ、どーやったら
自分が伝えたい気持ちを 伝わるように変えられるか?
という事を、イルカが教えてくれる本です。
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