FM 福岡 FUKUOKA

日本気象協会 気象予報士の松井渉さんに
気象協会のいろんなお仕事を聞いてみました!!

気になる天気のいろいろはありますが、そもそも 日本気象協会のお仕事って何でしょうね?


日本気象協会のお仕事

分かりやすい所で言うと、テレビやラジオで天気予報をしたり、アナウンサーさんが読む
お天気の原稿を作ったり、新聞の天気予報の欄を作ったり、なのですが・・・実はこんな仕事まで?

①道路、鉄道の管理に関わる予報
道路だったら大雨で通行止めにしたり、雪が降った時除雪したり、
そういった予防をしたり、鉄道だと、最近台風の時に良く聞く
「計画運休」ってありますよね?前日の段階で「明日の何時から
電車止めますよ」と発表したりしますけど、その何時から止めるのを
決めるには、天気予報が必要なので、鉄道向けの天気予報したり
と言うのもあります。
あと、電力向けと言うのもあります。以前からあるのは、夏の最高気温が
とても重要で、夏気温が上がると、エアコンをみんな使うので、電力の需要が
増えます。それに合わせて発電所を動かす、て言うのを昔からやっていて、
最近は「日射量予測」と言うのが重要になってきて、太陽の光エネルギーが
どれくらいあるか?と言う予想。九州は特に最近、太陽光発電が増えてて、
その電力が入ってくるようになっているので、電力って需要と供給が釣り合わないと
停電が起こったりするんです。なので、太陽光が入ってくるときには火力発電を
減らしたりしなくてはいけないので、その太陽光がどれくらい入ってくるか、て言うのを
予想したりもしています。
②商品の需要予測
日本気象協会が携わっている需要予測は、皆さんお馴染み「チョコモナカジャンボ」です
あれ、いつもモナカがサクサクじゃないですか?このサクサクの秘密は、
商品を作ってから在庫をあまり出さずに、短い期間で手元に届くように
してるんだそうです。そのためには、チョコモナカジャンボがいつ、どれくらい
売れるかと言う予想が必要なんですね。ですから、先々の天気、晴れるかどうか?
暑くなるかどうか。と言う物から、チョコモナカジャンボの需要を予測して、
それをいいタイミングで作るようにしているんだそうです。

チョコモナカジャンボのあのサクサクも、天気予報が関わっているんです。


日本気象協会のホームページでは・・・
商品需要予測の中で「売り時予報」と言うのをやっています。
天気や気温で、こんなものが売れそうですよ、と言う情報を、
小売店などが利用できるよう、情報を出してくれます。
現在は、福岡市と一緒に、実験的に行っているそうです。それをすることで、
どれくらい商品ロスを減らせるか?廃棄を減らせるか?を実証実験で
行っていて、廃棄を減らせた、売上伸びた、などあるそうです。

今年度中は小売店は3回参加すると、今年度中は無料で
使えるそうなので、気軽にお問い合わせください。

カンパニー日本気象協会https://www.jwa.or.jp/service/
日本気象協会tenki.jp公式https://tenki.jp/



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