今回のコンシェルジュは「男たちの美容外科」理事長の宮部先生でした。

先生の医院の患者さんの(もちろん男性のみ）７～8割が悩んでいるのが
「抜け毛・薄毛」らしいです。まあ当然と言えば当然ですね。

薄毛の原因は男女で異なるそうで、女性の場合はホルモンのバランスだったり
環境の影響を受けやすいそうですが、男性に関して言えば、薄毛の原因は
ある程度はっきりしています。

男性の薄毛、抜け毛の原因の9割以上はAGA(聞いた事ありませんか？）
男性脱毛症の事をいいます。これがほぼ原因らしいです。

女性にもこのAGAはあるらしいですが薄毛の原因としては
少ないそうです。

このAGAの原因は男性ホルモンの一種「ジヒドロテストステロン」が
悪さをするから、です。

この「ジヒドロテストステロン」は、年齢(老化)によって増えていくし、
ストレス、タバコがきっかけで増えて行ったりもします。

なので、ある程度年齢が行った人だけ、ではなく20代でも起こると
言う事はあります。

ではこの「ジヒドロテストステロン」増えるとどうなるのか？

人は一日だいたい５０～100本の髪の毛が抜けます。
でも薄くならないと言う事は、50～100本生えてきてる、それでどんどん
入れ替わっていって、新しいものが成長していくので、量的には
変わらないように見えています。日々どんどん髪は新しいものに
なっているんです。

しかしこの男性ホルモンが働きかけることで、髪の毛の抜けるサイクルが
短くなる。なので抜ける量が増えて行って、生えるペースが追い付かなくなるんです。

このホルモンが増える原因として、遺伝も少なからずはある。
ジヒドロテストステロンが増えやすい体質とか、ストレスやタバコに
影響されやすい人はいるので、一概に遺伝って事はないが、なりやすい人って言うのは
いると思います。

もちろん、睡眠不足やストレスで、肌の血行が悪くなれば、肌色が悪くなると同じで
頭皮も肌の一部なので、肌に悪い事をすれば　髪の毛もなかなか成長しない、
と言う事にはなります

ジヒドロテストステロンに影響を受けやすい部分
このホルモンに影響を受ける場所は決まっています。
頭頂部と生え際（M字と呼ばれる所）の部分を中心に広がっていきます。
側頭部とか、後ろからって人はいないじゃないですか？
もしそうであれば、違う原因を疑った方が良いと思います。