FM 福岡 FUKUOKA

映画ライターの三好剛平さんに2020年の良かった映画と、卒業シーズンに
おススメの映画を聞いてみました。

「オウチ時間を楽しく!映画の話」

今回のコンシェルジュは映画ライターの三好剛平さんです!
映画・美術などカルチャー関連の企画をはじめ、コラム執筆やテレビ/ラジオ出演、トークイベントなどで 活躍中です。
三好さんは毎年ブログでその年のベスト10を発表しています。
2020年はこちら⇒https://note.com/goheymiyoshi/n/n842c8a940104

今回三好さんの2020年に公開された映画で皆さんにおススメの映画、そして卒業シーズンにおすすめの
映画を聞きました!まずは・・・

ディズニー&ピクサーの新作
「ソウルフル・ワールド」
コロナよりずっと前に企画製作されていた作品なのに、
今、どんな映画よりも見て欲しい映画です。

三好さんの見て欲しい!ポイント
コロナの時期、皆さん感じたと思いますが
いつかやろうと思っていた事、約束された未来だと思って精一杯積み上げて
きたものが、もの凄くあっけなく失効してしまう。何も効かなくなってしまう現実を
目の当たりにしたと思うんです。
そうなった時、未来、未来に、いつか、いつかに、という風に言ってても
もうしょうがないなって、感じた方も多いと思います。それによって、未来を考えすぎれば
過ぎるほどに、不安になったりとか、今の自分ってどうなんだろうとか、今をずっと
満足できない状態を続けてしまう事って、少なからずあったと思うんですけど、
映画がどんどん教えていくのは
「とにかく、今、なんじゃない?」
と言う事。
今を充実させていくことが そのまま未来のこの瞬間から始まっていくんじゃないの?と言う事を
これほどまでに、うまく言えるかな?という論法で 見事に教えてくる映画です。

ピクサーの最新作で ここまで来たか!恐るべし!という作品です。
配信限定「ディズニー+」で見ることができます。こちらの配信サービス、スターウォーズの続編の
話題の作品や、マーベルの続編的なモノまで見ることができてしまう。三好さんは”めっちゃコスパがいい”と
絶賛しています。 興味ある方は、この映画を見るためだけでも是非!


続いて今回のもう一つのテーマ
卒業シーズンおススメの映画
2020年公開作品
「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

三好さんの見て欲しいポイント
「価値観をついに変えたな」と言う映画です。
例えば、学園ものになった時、オタクの奴はイケてない、顔がイケてない奴は
ダメ、みたいな学園内のヒエラルキーが、見た目とかその人のキャラで
決まってしまう所ってどうしてもあるじゃないですか?

それがある事を前提として、そのオタクがどこまで頑張るか、とか
そういうような映画っていうのは、今までありましたよね。

この映画はそーいうことじゃない!
すごく2020年代的だな、って思うのは、オタクだろうが、顔がイケてなかろーが、
同性愛者だろうが、何だっていい!一人一人が自信を持ってちゃんと生きてたら
全然クールじゃん!っていう風になるようなムード。逆に言うと
ちゃんと自信を持って生きてるかどうかが大事。

見た目やレッテルに縛られて「だから自分たちはダメなのだな」と言ってる場合じゃなく、
それを乗り越えていく力を前提としているので、
       すごく前向きなヴァイブスの映画です。

もう2020年以降の青春映画はこういうムードになっていくのです。
この前提で生きていけるから、あとは”やるしかない”。
自分に自信を持って生きるしかないです。


さっそくどちらも見てみたくなりました!