FM 福岡 FUKUOKA

12月27日 放送後記

2020年最後の名曲classicsは、
九州交響楽団 首席ヴィオラ奏者 細川泉さんをお迎えして
ヴィオラに関するお話をたっぷりと伺いました!

ヴィオラは大きさや音がそれぞれ少しずつ違うため、
自分に合うものを見つけるのがとても大変だ、というお話に
まずとても驚きでしたね!

不完全な楽器であるからこそ、
オーケストラの中では様々な楽器に寄り添うことができて、
美しいハーモニーを生み出す重要な役割を果たしているんですね。

元々はヴァイオリンを弾いていたけれど、
大学の授業でヴィオラを弾いてその魅力に惹かれ、
ヴィオラに転向なさったという細川さん。
なかなか聞けないヴィオラのお話をたっぷり聞けて
とても興味深い回でした!

ご実家の猫ちゃんとヴィオラをこよなく愛する細川さんの
演奏姿を観に、是非九響のコンサートへお出かけください!

細川さんがソロをつとめる
モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」
も演奏される
「天神でクラシック 音楽プロムナード Vol.40
      続…モーツァルトをあなたにVol.14」は
2021年1月27日(水) FFGホールで午後7時開演です!

詳しくは、九州交響楽団のホームページをご覧ください!


”おすすめクラシックインフォメーション”のコーナーでは
アクロス福岡 小牧達彦さんにご登場いただき、
今年のクラシック界を振り返りました♪

ベートーヴェンの記念イヤーだった2020年。
残念ながら色んな演奏会が中止になりましたが、
来年はもっともっとクラシック界が盛り上がっていくように、
そして素敵な1年になるように…
そんな願いを込めて、ドヴォルザークの”新世界より”を
お届けしました!

今年も、名曲classicsをお聴きいただき
本当にありがとうございました!
来年も、皆さんの日曜朝のお供に
是非お聴きいただけると嬉しいです♪
リスナーの皆様、よいお年をお迎えください!

~本日の楽曲OAリスト~

  1. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品120-2
          / 今井信子(ヴィオラ)
           ハリス・ゴールドスミス(ピアノ)
  2. モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364
          / アリゴ・ベリッチャ(ヴィオラ)
           ロンドン交響楽団
  3. ドヴォルザーク:交響曲 第9番 新世界より
          / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団