12月20日 放送後記
今月のテーマ「心の中で声を合わせて」
大人数で集まって声を合わせて歌う、ということが
まだ難しい今日この頃。
趣味で合唱団に所属している方や、歌を生業としてる方など
多くの人がもどかしい気持ちでいらっしゃると思います。
今月は、1日でも早くコンサートで生の声を浴びられる日が来るように…
そんな思いから、「合唱」をテーマにお届けしています。
今日は、「マタイ受難曲」をお送りしました!
「マタイ受難曲」とは、新約聖書「マタイによる福音書」の中の
”キリストの受難(=キリストの裁判・処刑における精神的および肉体的苦痛)”
を題材にした曲のこと。
テーマからも重苦しい雰囲気を感じますが、
”受難の後には復活がある”という
前向きで明るい意味も含んでいるんです。
トータルで約3時間を超える上演時間になるこの曲ですが、
今日はピックアップしてお届けしました。
”おすすめクラシックインフォメーション”では
アクロス福岡の小牧達彦さんにご登場いただき、
チェリスト・宮田大さんをご紹介しながら
チェロの魅力に迫りました!
そして、来週の名曲クラシックスには
九州交響楽団 首席ヴィオラ奏者 細川泉さんに
ご登場いただきます!!
ヴィオラについてのお話をたっぷりと伺います。
お楽しみに♪
~本日の楽曲OAリスト~
- 来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け(合唱)
- レティタティーヴォ(福音史家 イエス)
- コラール「心より下今鶴イエスよ」(合唱)
- レティタティーヴォ(福音史家 ユダ)
- アリア「血を流せわが心よ!」(ソプラノ独唱)
- コラール「人よ、汝の大いなる罪を悲しめ」(合唱)
- アリア「憐み給え、わが神よ」(アルト独唱)
- レティタティーヴォ(福音史家 ピラト)(合唱)
- 終曲合唱「われは涙流してひざまずき」
/ バッハ・コレギウム・ジャパン - バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番”プレリュード”
/ ミッシャ・マイスキー(チェロ)
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