FM 福岡 FUKUOKA

1月17日 放送後記

今月は、2021年が皆さんにとっていい年になるように…
という願いを込めて、
明るく華やかな”お祝いの曲”をお届けしています。

先週に引き続きご紹介したのは、作曲家”エルガー”
イギリス王室との強い結びつきで知られる彼の代表作といえば、
皆さんご存じの「威風堂々」。
今回は、一番有名な第1楽章だけでなく、
全楽章たっぷりとお届けしました。

続いては、ジョージ五世の戴冠式のために書かれた曲「戴冠式」。
厳かな雰囲気の中にも、上品さと、やはり華やかさがあり、
優雅な気持ちになれるような1曲でした。

”おすすめクラシックインフォメーション”のコーナーでは、
今週もアクロス福岡の小牧達彦さんにご登場いただき、
1/28(木)に開催予定のランチタイムコンサートをご紹介しながら、
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲「街の歌」をお届けしました!
当時ウィーンで流行していたオペラのアリアを
ウィーン中の人々が流行歌として歌っており、
そのメロディーを取り入れて完成したというこの曲。
ベートーヴェンにしてはとても珍しい作曲の仕方だったんですね~。

アクロスランチタイムコンサート Vol.82
お昼のひとときにクラシックはいかが?
1/28(木)お昼12時から アクロス福岡シンフォニーホールで開催
です!
(詳しくはこちらから)

~本日の楽曲OAリスト~

  1. エルガー:行進曲 威風堂々 作品39
          / ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
  2. エルガー:戴冠式行進曲 作品65
          / ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
  3. ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲「街の歌」第1楽章
          / ハンベルク三重奏団