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白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 12月18日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「旬の美味 味楽や」です。

「旬の美味 味楽や」



福岡市中央区渡辺通2-8-24
092-752-8311
17:00 - 24:00 (L.O. 23:00)
定休日 日曜日


2016年11月16日にオープンした、細い路地を入った場所にある、隠れ家的な和食のお店です。

店主の石原さんは、島根県出身ということで、島根、山陰の食材を使った料理や、熊本から取り寄せる熊本の地鶏「天草大王」を使った一品などがメニューに並びます。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?


店主の石原さんにお話をお伺いしました。

天草大王は、丸のまま取り寄せて店でさばいているので、希少部位がたくさんあります。
天草大王の希少部位を食べられるお店は珍しいです。
また、「出雲焼きそば」や「赤てん」など、福岡ではなかなか食べられない一品もあります。

人気メニュー
(価格は、税別)

天草大王は、刺身、溶岩焼き、一品など、およそ40種類ほどのメニューがあります。
【鶏刺し3種盛り合わせ】(1人前1200円)

溶岩焼きでは、
【もも】(350円)、【白肝】(350円)、【ムネ】(350円)、【ハツ】(350円)、【砂肝】(300円)、【ボンジリ】(250円)、【鶏白子】(250円)、【ササミ】(250円)、【皮】(250円)、【ソリレス】(400円)、【ふりそで】(350円)、【ハツモト】(300円)、【エンガワ】(300円)、【アブラツボ】(250円)、【ハラミ】(300円)、【セセリ】(300円)、【トサカ】(400円)など。
(仕入れにより、ない場合もあります)

一品では、
【モモの鉄板味噌焼き】(1500円)、【モモの塩唐揚げ】(1000円)、【鶏なめろう】(600円)、【鶏白子ポン酢】(500円)、【鶏皮ポン酢】(450円)など。

山陰のメニューでは、
【山陰産紅ズワイかにみそ】(550円)、【島根県産岩海苔おにぎり】(300円)など。


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。


【天草大王の白子のバター醤油焼き】(600円)

鶏の白子自体が珍しいのに、さらに天草大王です。
とても大きくて、小さな明太子くらいの大きさがあります。
それをバター醬油で炒めた一品。
クセはなく、口の中で溶けて、甘さが広がっていきます。

これに合わせたのは、「金しろロック」です。

鶏白子も肉類です。
やはり、肉には「金しろ」は合います。
白子・金しろのリピートで、酒飲みにはたまらないペアリングです。


【山陰名物 赤てん】(500円、ハーフ300円)

福岡では見ることがない珍しいメニュー。
島根県浜田市のソウルフードで、魚ロッケの中に唐辛子が入っているような感じです。
実は、島根県でも3社ほどが作っていて、それぞれに味が違うそうです。
それを炙って、マヨネーズを添えて出てきます。
とても懐かしい謎のアジア人の故郷の味がします。
食べた後、ほんの少しピリッとするので、やめられなくなります。

これに合わせたのは、「銀しろソーダ割り」です。
ピリ辛な刺激を炭酸が流してくれ、衣の油も銀しろの味でスッキリします。


【出雲焼きそば】(900円)

麺は、出雲産の二八蕎麦です。
それを、出雲、宍道湖産しじみダシを使った麺つゆで炒めて、焼きそばにしています。
トッピングは、天草大王(この日は、ササミ)、刻み海苔、糸鰹、長ネギです。
しっかりした味ですが、後味はあっさりしています。
また、天草大王のトッピングもそれ自体に味があり、醤油系の味にぴったり馴染んでいます。

これに合わせたのは、「銀しろソーダ割り」です。
なぜか、焼きそばと焼酎は合うんです。
しかも、それが日本蕎麦で、醤油味だと、米焼酎と合わないわけがありません。
麺だけではなく、ササミもつまみになって、ドンドン杯が進みます。


いかがですか?
日頃食べないメニューがたくさんあるので、ワクワクするお店です。

ちなみに、「白岳 金しろ」、「白岳 銀しろ」は、グラス550円、ボトル3500円です。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。