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ブチカンガストロノミー研究所 10月30日 きのこ

ガストロノミーとは、「食事と文化」全般について指すもので、食材、その食材を使った郷土料理と文化、それを出すお店、というふうに、食材を起点に「食べること」を追求していくものです。
近年では、「ガストロノミー・ツーリズム」と言って、現地に行かなければ出会えない料理を求めて旅行する方も増えてきました。
そんな福岡が誇る食材にスポットを当て、皆さんにも知って頂こうというコーナーです。

現在のテーマは、「きのこ」です。
実は、福岡県は長野県、新潟県に次ぐ全国第3位のきのこ生産量を誇る有数の産地です。
その中でも三潴郡大木町は、きのこの生産量西日本一を誇る「きのこの町」として知られています。


ということで、大木町にある九州最大規模のきのこ生産企業「株式会社きのこの里」の、専務の北島さん、常務の田中さんにきのこについてインタビューしてきました。

■「株式会社きのこの里」について

https://ookinoko.com/index.html
福岡県三瀦郡大木町大角808番地
昭和60年9月に組合を設立して、今年で41年です

きのこの里で作られたきのこが購入できる店舗
ゆめタウン、道の駅おおき、道の駅みやま
JAから出荷しているものは、福岡県内の各スーパーで購入できます


生産工場内を見学した後にも、色々聞いてみました。

■きのこの栽培には手間がかかる
工場見学を通して、きのこを生産するには多くの手間がかかることが分かりました。
一般的に、きのこは200g入りで150~250円程度で販売されていますが、この手間を考えると非常に良心的な値段です。

■きのこの栽培は衛生的
栽培施設は基本的に建物の中にあるため、虫が入ってくることはほとんどありません。
また、栽培に使う材料は、最初の段階で殺菌処理を行っているため、病気やカビなどが入り込むことも防いでいます。

■「ぶなしめじ」のおいしい食べ方
「ぶなしめじ」は、様々な食材と組み合わせやすい、名バイプレイヤーです。
他の食材の味を生かしながら、料理全体を支える存在として使えます。
ただ、生産者としては主役になるような食べ方も模索中です。

■王リンギについて
一般的なエリンギと比べても存在感があり、おススメはソテーです。
油で炒めることで、エリンギならではの食感をより楽しめます。
王リンギやエリンギの切り方ですが、繊維に沿って縦に切ると、食感を楽しめるのでソテー向き、歯切れを楽しみたいなら横に切ると良いでしょう。

■希少なきのこ「雪嶺茸」について
一般的なスーパーなどではあまり見かけない、珍しいきのこです。
女優の藤原紀香さんの結婚披露宴で提供されたきのことして話題になりました。
それは、ここで開発・販売されたものです。
商品のパッケージにも「日本で初めて栽培に成功」といった表示があります。
その大きさと純白の美しさは、まさに婚礼などのお祝い事にもぴったりです。

来週もきのこの話を続けます。