食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい　食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか？

今週は、「めん家 満か月」です。

「めん家 満か月」



福岡市博多区美野島2-3-19 メゾン南博多 102
090-4487-8973
18：00 - 25：00 （L.O. 24：30）
店休日　不定休


今年1月にオープンした、美野島交差点近くにあるラーメン居酒屋さんです。
お店がピカピカで、清潔感ある割烹っぽい雰囲気の店内です。

店主の田中さんは、福岡の有名アッパー居酒屋で15年修業し、独立。
だから、ラーメンだけではなく、居酒屋メニューも豊富です。
ここで料理とお酒を楽しんで、締めにラーメンでも良し、ラーメンだけでも良し、さまざまな使い方ができるお店です。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか？


店主の田中さんにお話をお伺いしました。

料理は、グランドメニューの他に、日替わりのおすすめがあります。
魚は、刺身や一夜干し、肉系の炭火焼もあります。
ラーメンは、3種類です。

人気メニュー
（価格は、税別）

【季節野菜のお浸し】（500円）
しっかりとダシがきいたおひたしです。
【甘鯛一夜干し】（1800円）
【くじら　うね刺し】（1400円）、【くじら　ベーコン刺し】（1400円）

炭火焼
【雲仙ハム】（500円）
【豚足】（400円）
【きなこ豚肩ロース】（1200円）
【地どり】（1000円）
【牛サガリ】（900円）
【牛タン】（1200円）
【国産黒毛和牛ランプ】（2000円）

ラーメン
【とんこつ】（670円）
【博多しおそば】（730円）
【担々麵】（730円）


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。


【かつお藁焼き】（800円）

ヤイトガツオの藁焼きです。
長崎産で、かなり大きなサイズのハラミを使用。

藁を使って、ワッと立ち昇る炎で炙り、厚切りにカット。
山葵、藻塩、酢橘、醤油があるので、お好みで。
酢橘と藻塩で食べたのですが、鰹のクセが藁の力で少なくなり、皮がパリッとしています。
ヘタなマグロのトロより美味しいです。

これに合わせたのが、白岳しろソーダ割りです。
ソーダが鰹の脂を流し、口の中がさっぱりします。


【牛サガリ　炭火焼】（900円）

時間をかけてゆっくり焼くことで、周りはカリッとして、中はロゼでしっとり。
季節野菜とミニトマトが添えてありました。
山葵、塩、レモンがあるので、お好みで。
肉の味はしっかりしてて、柔らかくて、食べると口の中でホロホロと崩れていきます。

これに合わせたのは、「白岳しろロック　酢橘添え」です。

通常はロックのみですが、ご要望があれば無料で酢橘のスライスを添えます。
ガツッとくる料理に、ガツッとくるロックはぴったりです。
さらに、酢橘の香りも良く、肉の香りをリセットしてくれます。


【博多しおそば】（730円）

スープは、鶏ガラをメインに、香味野菜、煮干しや鰹節などの魚介系を混ぜています。
麺は、博多ラーメンより少し太めのちぢれ麵です。
具材は、鶏胸肉、葱、ワカメ、煮卵、三つ葉で、見た目もきれいです。
柚子の皮も入れているので、ほんのり香る柑橘が良く、あっさりしたラーメンです。
鶏胸肉も柔らかいです。

これに合わせたのは、白岳しろウーロン茶割りです。
油分が多いラーメンを食べながら飲むと、さっぱりします。
締めにウーロン茶割りは落ち着きます。
クセがない米焼酎だからできる割り方です。


いかがですか？
ちなみに、「白岳しろ」は、グラス400円（ウーロン茶割りはプラス100円）です。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。