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白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 11月20日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「ハンジュ食堂」です。

「ハンジュ食堂」



福岡市中央区薬院4-8-3 ARTK'S浄水 B1F
092-523-0550
11:00 - 24:00 (L.O. 23:00)
店休日 年末年始


2019年11月にオープンした韓国料理のお店です。
店主のイ・ハンジュさんは、韓国の和食店での経験があり、
そこで覚えた和食のだしや調理法を使い、辛くなく、やさしい味です。

だから、店内もニンニクや唐辛子の香りがしません。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?


店主のイ・ハンジュさんにお話をお伺いしました。

最近流行の韓国料理、B級グルメ、韓国家庭料理、韓国の出前でした食べられない料理、韓国風中華料理があります。
ニンニクや辛いものが苦手な人にも良いです。
皆さんがあまり知らないメニューもあります。
(価格は、税込み)
【カボチャチーズタッカルビ】(1200円)
【ホットク】(700円)
【チーズハッドーク】(500円)
【キンパ(白、赤)】(700円)
【韓国ロースカツ】(定食1200円)デミグラスソースかけ
【ジャージャーメン】(1000円)韓国の仁川国際空港近くにある中華街で作られたもので、中華料理とは少し違います。
【ケランチム】(500円) 韓国茶碗蒸し


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
(価格は、税別)


【ポッサム】(1500円)

韓国でお祝いの時に食べられる家庭料理です。
この店オリジナルの方法で、テンジャン(韓国味噌)に、日本の味噌を合わせたベースで、圧力鍋を使い、1時間ほど豚肉を煮込んで柔らかくしたもの。
それを食べやすい大きさにカットして、胡麻を散らします。

別皿で、サニーレタスなどのグリーンリーフ、切り干し大根のキムチ、サンジャンが出てきます。
このサンジャンは、コチュジャンに日本の味噌を合わせたつけダレ。
食べる時は、野菜の上に肉をのせ、サンジャンをかけ、切り干し大根キムチをのせ、巻きます。
また、お酒と合わせる時は、先にお酒を一口飲み、それから食べるとのこと。
豚肉がとても柔らかく、分かりやすく言うと、甘くない角煮のような感じ。
時々あたる切り干し大根キムチの食感と辛さがアクセントになっています。
とてもボリュームがある一品です。

これに合わせたのが、白岳しろロックです。
韓国料理には、ロックのガツンとくる味がとても合います。


【ヤンニョムチキン】(1000円)
この店では、鶏の唐揚げを「ハンジュチキン」と言い、鶏皮500円、骨なしもも6個1000円です。
味は、フライド、ヤンニョム、激辛から選べます。

このヤンニョムチキンは、最近流行しているもので、韓国の出前料理です。
韓国の人は大好きで、週3くらいのペースで食べるのだとか。
鶏肉に下味をつけ、特製パウダーをまぶして揚げ、衣が独特でサクサクしています。
赤いソースがかかっていますが、唐辛子は色付けだけで、全然辛くないです。
1個が大きくて、これもボリューム満点です。
付け合わせで、大根のピクルスを添えているので、口直しに食べると良いです。

これに合わせたのが、ギンハイです。
唐揚げには、炭酸が合います。
こってりした脂もクセがないギンハイの炭酸でスッと流してくれます。


いかがですか?
我々は、米焼酎に合う一品ということで、単品ばかり食べましたが、定食も豊富で、スープチゲも一人前からできます。
ちなみに、「白岳しろ」は、グラス500円、「白岳金しろ」「白岳銀しろ」は、グラス550円です。
そして、キンハイ、ギンハイは、520円になります。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。