身体とお口にご褒美week 『福岡のごまだし生活』
今週も、大分県佐伯市のソウルフードである「ごまだし」を調査します。
ごまだしとは
漁師の知恵から生まれたもので、とれたて新鮮な魚を焼いて身をほぐして取り出し、しょうゆ、ごま、味醂などとすり鉢で刷ったものです。
使用する魚は、「えそ」「あじ」「いりこ」「たい」「かます」などいろいろあります。
名前の通り、ごまと魚でつくった素朴なダシで、万能調味料になります。
また、魚由来のカルシウム、EPAや、ごまの成分のセサミンなど、健康に良いとされる栄養素が詰まった非常に身体に優しくうれしいものなんです。
ごまだしの使い方
佐伯市では、代表的なのは「ごまだしうどん」になります。
他にもチャーハン、おむすび、お鍋のダシ、お茶漬け、バーニャカウダ、パスタ、サンドイッチ他、様々なお料理に使用できる魚ベースの万能調味料です。
佐伯市での存在
佐伯ごまだしは本当に昔から地域に根付いた食品です。
上浦という海沿いの地区には、佐伯市のシンボルのひとつ「豊後二見ヶ浦」があります。
夫婦岩を結ぶ大しめ縄が有名で初日の出スポットとして人気の場所です。
元旦には、そこで、地区の皆さんがオリジナルのごまだしを作って持ち寄り、あったかいごまだしうどんを振舞います。
豊後二見ヶ浦の大しめ縄をバックに初日の出が上がり、冬場の凛と張り詰めた空気の中で食べる「ごまだしうどん」は、温かくて優しい味が身体に染みわたり忘れられない体験になります。
詳細は、
公式サイト http://saiki-gomadashi.life/
この「ごまだし」を使ったオリジナルメニューを食べることができるイベントがあります
身体とお口にご褒美week 『福岡のごまだし生活』
令和2年11月9日(月) - 11月22日(日) (2週間)
福岡市内の飲食店10店舗で、大分県佐伯市のソウルフードである「ごまだし」を使用したメニューを作りました。
期間中、この10店舗、どの店でも工夫を凝らした「ごまだし」オリジナルメニューを食べることができます。
店舗一覧
中国料理 桃林(西鉄グランドホテル)
日本料理 松風(西鉄グランドホテル)
オールデイダイニング グランカフェ(西鉄グランドホテル)
「サンドバ」(博多区中洲)
「大分の旬 大玖」(博多区祇園町)
「釜喜利うどん」(中央区大名)
「みよしの食堂」(中央区天神)
「飯屋 真侍」(中央区大名)
「おむすびひばり 丘の上店」(中央区警固)
「大漁市場 なるみ乃 薬院店」(中央区薬院)
このイベントの詳しい情報などは、11月10日発売になった「ソワニエ+」か、
公式サイトをご覧ください。
公式サイト http://saiki-gomadashi.life/
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