白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 11月28日 「アテヤ 清と鶴松」
食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
今週は、「アテヤ 清と鶴松」です。
アテヤ 清と鶴松
福岡市中央区大手門3-1-3 ニューライフ大濠 101
070-6596-1800
16:00 - 25:00 (L.O.24:30)
定休日: 不定休
https://www.instagram.com/kiyotsuru_sake/
2025年9月20日にオープンしたばかりの西中洲の名店「日本料理ながおか」の姉妹店です。
昭和通り沿い、大手門3丁目の交差点にある大人の酒場で、カウンターや黒電話(不通)、メニューの木札など、以前の店「とまと庵」時代の面影を残し、昭和の香り漂う温かい空間になっています。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
店主の長岡さんにお話しをお伺いしました。
店名の清と鶴松は、店主、長岡さんの亡き祖父の名前です。長岡さん自身は会ったことはないのですが、どちらも大の酒好き、人が集まる酒宴が大好きで、お母さんの「2人が生きていたら良い飲み仲間になっていたはず」との言葉に、店の名前として出合わせたという、ちょっとほろりとくるエピソードがあります。
また「アテヤ」の名の通り、お酒のつまみになるメニューがもりだくさん。
大きく「酒のアテ」、温かい「おでん」、「巻き鮨」があります。
人気単品メニュー
おでん【真丈】(418円)
和食の一品をおでんに仕立てた、「日本料理ながおか」の技術が光る名物。
白身魚のすり身に卵素、とろろ、メレンゲなどを合わせ、ふわふわに仕上げました。
酒のアテ【う卵と高菜の燻製】(528円)
うずら卵を自家製旨出汁で炊き、軽く燻製します。
同じように、古漬け高菜を燻製して、器で合わせて出てきます。
塩気と燻香で、まさに酒のアテらしい一品。
【小イワシの梅煮】(638円)
常時あるわけではなく、良い小イワシが入った時に、作ります。
新鮮ないわしを骨まで柔らかく炊き、梅の酸で軽く締めたものです。
手間を考えるととてもリーズナブルです。
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
【アテ盛り】(858円)
「酒のアテ」の中から10種類ほどをちょこちょこ盛り込んで出てきます。
この日は、「ベラゴ(平太郎/ひいらぎ)の一夜干し」、「うずら卵の燻製」、「高菜の燻製」、サイコロキャラメルの箱くらいの大きさの「冷奴」、「唐辛子入り ちぎりこんにゃくの旨煮」、「かつおくるみ(くるみの佃煮)」、「イカ昆布(乾燥昆布とイカの和えもの)」、柚子と黒七味がアクセントの「自家製明太子」、「紅白なます」、「卵焼き」、「銀杏」。
まさに「酒飲みの宝箱」のような感じで、色も食感もバランス良く揃えられています。
「う卵」は燻製の香りが強すぎず、「明太子」は粒が大きく、出汁と柚子の風味が上品。
「かつおくるみ」は甘めで、アテに必須の塩味・甘味・酸味の一角を担ってます。
ベラゴは香ばしく、懐かしい味です。
これに合わせたのは、「白岳しろソーダ割り」です。
ソーダ割りの軽やかさが、塩味・甘味・酸味が入り混じるアテ盛りと好相性です。
重めの味でもサッと流してくれる軽やかさもあります。
【海鮮巻き鮨】(638円)
中太巻きで、刺身でも提供できるマグロ、鯛、カンパチなどの日替わりの魚を巻いてカットし、上にイクラとトビコを乗せた豪華仕様です。
この日は、マグロとアジでした。
小腹を満たす“しのぎ”としても秀逸で、お酒のつまみにも良いです。
女性にも食べやすい大きさで人気があります。
魚の鮮度の良さがはっきりと分かり、とびこのプチプチが食感のアクセント。
これに合わせたのは、「白岳しろ水割り」です。
炭酸のない水割りは、日本酒に近い静かな輪郭があります。
同じ原料の米と米のペアリングなので、相性も良いです。
【おでん 5種盛り合わせ】(1,078円)
おでんの単品は198円からあり、お任せで盛り合わせもできます。
出汁は、昆布、干し椎茸、炒り子に、青魚系の節を隠し味程度に加え、「日本料理ながおか」でひいた「あわび出汁」、「牛すじの出汁」を加え、和食店らしい奥行きのあるものに仕上げています。
今回の盛り合わせには、大根、卵、軟骨天(鶏軟骨の練り物)、ソーセージ、そして、三つ葉を彩りに添えて出てきました。
出汁は澄んでいながら強い旨味があり、炒り子のクセなどがありません。
大根はきちんと面取りしていて、中までしっかり味が染み込んでいます。
これも、手間を考えると、とてもリーズナブルです。
これに合わせたのは、「白岳しろお湯割」です。
温かいおでんには温かい米焼酎を合わせます。
「温度を合わせると旨さが増す」という料理人の理論どおり、出汁の旨味と白岳しろの甘味が見事に調和し、寒い日の一杯として最高です。
いかがですか?
カウンター6席の他に、10名程度の立ち飲みスペースもあります。
しかも、16時から開いているので、会社帰りにフラッと寄って一杯だとか、0次会から4次会まで使えます。
「日本料理ながおか」の姉妹店だけあって、器も素晴らしいものを使い、料理も本格派です。
コースはありませんが、単品のアテを自由に組み合わせて楽しんでください。
どれもリーズナブルで、価格以上の満足感があります。
白岳しろは、グラス550円、ソーダ割りは605円です。
番組では、全ての応募者の中から抽選で3名様に、本格米焼酎「白岳KAORU星空ボトル」900mlをプレゼントしています。
1日の終わりのご褒美に、星空に思いをはせながら、華やかでフルーティーな吟醸香をぜひお楽しみください。
欲しい方は、メッセージを送る際に、住所、氏名、電話番号、そして、年齢をお忘れなく!
ご応募はこちら!
Eメール butch@fmfukuoka.jp
当選者は、番組エンディングで発表します。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。
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