FM 福岡 FUKUOKA

白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 10月30日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「白金台所 茶わんむし 下釜」です。

「白金台所 茶わんむし 下釜」



福岡市中央区白金1-6-23 エステートモア白金ルノン 1F
092-791-4248
11:30 - 14:30(L.O.13:30) / 17:00 - 23:00(L.O.22:00)
店休日 日曜日

白金1丁目の交差点を入った場所にある、今年12月で丸6年になるお店です。
お昼にはいつも行列ができ、夜も人気で、最近では近所に離れもできました。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?


店主の下釜さんにお話をお伺いしました。


「茶わんむし」の看板を掲げていますが、刺身、肉料理、野菜料理など、居酒屋メニューも豊富です。
謎のアジア人は、「たこさんウインナー」(350円)に惹かれていました。
下釜さんは、生まれも育ちも長崎県。
10年間、中華街の中華料理店で修業していましたが、長崎「吉宗」の茶碗蒸しに憧れ、福岡で和食を学び、この店をオープンしました。
だから、中華の技法を使った蒸し料理などもあります。
ちなみに、本格的な中華料理は現在の厨房の設備では難しいとのことです。
もちろん、看板メニューである茶碗蒸しには非常にこだわっていて、ダシにはこだわり、ダシの味がしっかりするように作っています。

人気メニュー
(価格は、税別)

【刺身盛り合せ】(1人前780円、2人前1300円、3人前1680円)

蒸物
【豚しゃぶセイロ蒸し】(780円)
【野菜のセイロ蒸し】(680円)
【小籠包4ヶ】(680円)
【いかしゅうまい4ヶ】(680円)

溶岩焼
桜島の溶岩プレートを使って自分で焼きます。焼き野菜付き。
【桜島どり】(950円)
【糸島豚】(1200円)
【和牛サーロイン】(1500円)


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
(価格は、税別)

【馬タンくんせい炙り】(1200円)

とても大振りで厚めに切っているので、食べ応えがあります。
桜チップを使い、軽めに燻製していて、ほんのりと燻製香がしますが、馬の旨味を邪魔しません。
タンだから、コリコリ感もあり、食感が良いです。
噛めば噛むほど味が出てきて美味しいです。
ボリュームのある一品です。

これに合わせたのが、白岳しろ水割です。

馬肉と米焼酎が合わないわけがありません。
燻製の香りとも相性が良いです。
水割りでさらっと脂を流せるのもいいです。


【茶わんむし】(650円)

茶碗蒸しは1種類のみということで、自信のほどが分かります。
通常の茶碗蒸しの2倍以上あり、ふた付き炊き物椀くらいの大きさで出てきます。
飽きさせないため具材は多く、筍、穴子、鶏肉、紅葉麩、蒲鉾、椎茸、海老など、10種類以上入っています。
ちょっと甘めのダシがきいてて美味しいです。

これに合わせたのは、白岳しろロックです。
最初は、淡泊な茶碗蒸しに米焼酎を合わせるのかと思いましたが、ダシがしっかりきいているので、ダシと合わせると考えたら納得のペアリングです。
食後の締めに食べるイメージの茶碗蒸しですが、十分おつまみになります。
また、具材が多いので、それをつまみながらでも良いです。
クセがない米焼酎だから合う、ペアリングです。


いかがですか?
ここは3800円(2名様から、税別)からのコースもあり、とてもお得に楽しめます。
もちろん、茶碗蒸しも付いてきます。
これがこの店の攻略法です。
ちなみに、白岳しろは、グラス420円、ボトル3000円です。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。