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白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 7月24日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「Chinese kitchen 真心」です。

「Chinese kitchen 真心」



福岡市中央区渡辺通2-3-8 1F
092-715-6767
11:30 - 14:00 (L.O.13:45) / 17:30 - 22:00 (L.O.21:30)
店休日 日曜日、祝日


電気ビルの裏手、佐田病院の近くにある中華料理店です。
お店は白壁にウッディな感じで温かみがあります。
店主の原田さんは、ホテル日航福岡の中華料理「鴻臚」で修業し、副料理長を経て独立。広東料理をベースに、四川なども扱い、ここでしか味わえないメニューもあります。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?


店主の原田さんにお話をお伺いしました。

温故知新をモットーに、基本的な技法から、斬新な調理法まで取り入れ、本格的な中華から、ここでしか味わえないものまで、リーズナブルに楽しめます。普通の中華に飽きた人にもぴったりのお店です。
コースは3500円からあり、2名様から予約を受け付けています。
内容はその日の仕入れで変わりますが、「大手羽の広東風パリパリ揚げ」や、「フカヒレスープ」、活き鮑や帆立、佐賀牛などの贅沢な食材を使ったものが9品でこの値段はリーズナブルです。

人気メニュー
【大阿蘇鶏の大手羽の広東風パリパリ揚げ】
(1本480円)
大阿蘇鶏の大手羽を使い、広東料理の代表的なメニューである「鶏のパリパリ揚げ」にしています。ほぼ皮なので、パリパリ感もすごいです。
手羽が好きな福岡県人にぴったり。

【長崎産ヤリイカと旬野菜の塩味炒め】(950円)
季節により使うイカは変わりますが、今はヤリイカです。
野菜とともに、旬の食材の味をシンプルに味わえます。


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。

【道北産 真蛸の低温調理 広東風刺身】(980円)

おそらく2kg以上の大きな真蛸の太い足の皮をむき、真っ白の身の部分だけを、真空パックに入れ、44度で1時間ほど湯煎。それを薄く切って刺身にし、揚げワンタン、砕いたカシューナッツ、赤玉葱、冥加、水菜、パクチーを添えています。
中華風のサラダ仕立てのような感じです。
これに特製のタレをかけて、混ぜて頂きます。
特製ダレは、醤油にピーナッツオイル、鷹の爪、ブラックペッパーなどの香辛料を加え、1週間ほど寝かせたものです。
まだ透き通った乳白色のタコの身はとても柔らかいです。
冥加でさっぱりさせ、香草の香りも良いです。

これに合わせたのが、白岳しろの水割りです。
白岳しろはクセがないので、あっさりした中華料理に、とても合います。


【ペテンダック】(2枚820円)

アヒルではなく、鶏を使っているので、ペテン(ウソ)ということで命名。
ただ、工程は北京ダックと全く同じで3日間かかります。
鶏のほうが脂は多いのですが、身も一緒に付けているので気になりません。

セイロには、チャイニーズクレープ「烤鴨餅(カオヤーピン)」が入っていて、キュウリの千切り、白髪葱、甘味噌と鶏を一緒に包んで食べます。
身がついているので、食べ応えがあり、味はしっかり。
味噌の甘さ控えめになっています。

これに合わせたのも、白岳しろの水割りです。
味噌と白岳しろの相性は抜群です。
こういった味がしっかりしたものにも合わせられるのが、良いところです。


いかがですか?
ちなみに、「白岳しろ」は、グラス480円です。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。