食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい　食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか？

今週は、「鳥焼肉 鳥玄」です。

「鳥焼肉 鳥玄」



福岡市中央区白金1-16-15
092-406-5964
12：00 - 14：00（月 - 土）　／　18：00 - 23：00（L.O.22：30）
※福岡県へのまん延防止等重点措置のため、当面の間、18：00 - 21：00
定休日　不定休
https://www.instagram.com/torigen2020/


大宮との境にある小さな川の近くにある、福岡では珍しい鶏焼肉のお店です。
入口には、大きな暖簾がかかっているので、すぐに分かります。

店内は、コンクリートの壁に木を組み合わせ、カフェっぽい雰囲気がありますが、テーブルには焼き台が埋め込まれています。

この焼き台は、韓国のサムギョプサル用に開発されたもので、熱源に脂や水分が落ちないので、煙が出ないようになっています。
だから、焼肉というのに、全然煙の匂いがしません。
さらに、この焼き台はゆっくり焼けるので、慌てなくていいです。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか？


店主の遠藤さんにお話をお伺いしました。

この店で使っているメインのものは、「Senca鶏」。
この「Senca鶏」を冷めずに美味しく食べて欲しいということで、焼肉スタイルにしました。
「Senca鶏」とは、関西圏内の養鶏場と提携し、播州産の親鳥のメスにこだわり、脂ののりがよく、身質がよく、柔らかいものを選んでブランディングしたものです。
九州初上陸なので、おそらく福岡ではこの店でしか食べられません。

人気メニュー
【コリコリ　とり皮ぽん酢】（440円）
【Senca鶏　とろ皮】（660円）　鳥焼肉
【Senca鶏　特選もも】（900円）　鳥焼肉


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。

【コリコリ　とり皮ぽん酢】（440円）

「Senca鶏」の首の皮を使った一品。
2、3回茹でて、余計な脂を落として、細かく刻み、ポン酢に漬け込んだもの。
葱を散らして、柚子胡椒を添えています。
コリコリした歯ごたえがあり、味もしっかりしています。
最初にこういうものを頼んでおくと、余裕ができます。

これに合わせたのは、「白岳しろのお湯割り」です。
取っ手付きのグラスなので、熱々のお湯割りでも平気です。
寒い時にお湯割りは嬉しいです。
また、この鶏皮の脂とお湯割りのハーモニーがいいです。


【平戸のばあちゃんのアゴ出汁からあげ（5個）】（540円）

平戸出身の店主のおばあちゃんの味を再現した唐揚げ。
生姜、ニンニク、平戸から取り寄せた醤油、あごだしなどを合わせたタレに一日漬け込みます。
それに、衣をつけて揚げたものです。
小さなゲンコツくらいの大きさで、骨なしの唐揚げです。
生姜の風味がきいていて、後から染み出るあごだしの味もイイ感じです。
衣がサックリしてこれまた美味しい。
一味唐辛子とマヨネーズを添えているので、お好みで。

これに合わせたのは、「白岳しろのジンジャーシロップソーダ割り」です。
なんと、自家製のジンジャーシロップを使ったカクテルのような白岳しろが出てきました。
グラスの底にはスライスした生姜が漂っています。
生姜がいい仕事をしていて、大人の味で美味しいです。
また、唐揚げにも生姜を使っているので、同じ素材の相乗効果で相性も抜群でした。


鳥焼肉
つけダレが3種類出てきます。

①醤油ベースで甘めの「専用鶏ダレ」和辛子付き
②ポン酢　梅肉添え
③細かく刻んだ塩昆布は、塩の代わりにもなります


【Senca鶏　とろ皮】（660円）
「Senca鶏」の首の皮で、とても分厚く、まるでホルモンのような感じ。
下味をつけているので、焼いたらそのままでも食べられます。
プリッとしてて、コリコリ食感はまさにホルモンのような感じ。
これに塩昆布をつけて食べると、口の中で味が重なり旨さ倍増です。

【Senca鶏　特選もも】（900円）
「Senca鶏」のモモで、皮、脂、身を同時に味わえる部位です。
下味をつけているので、焼いたらそのままでも食べられます。
サックリと歯切れもよく、噛めば噛むほど味が出てきて、脂が美味しいです。
とてもジューシーで、１皿で2、3人前になります。

【Senca鶏　つくね】（600円）
「特選もも」とは別のもも肉をミンチにし、調味料を加えたもの。
ミニハンバーグくらいの大きさで、4つ入ってこの値段は安いです。
味がしっかりしていて、胡椒がきいているので、お酒にもぴったりです。

これに合わせたのは、「白岳しろのロック」です。
しっかりした味の鶏肉なので、しっかりした味のロックが良く合います。


いかがですか？

鳥焼肉は、これ以外にも、手羽先や砂ずり、肝、ぼんじりなど20種類以上あります。
また、部位が細かく分かれているので、どれを頼んで良いか分からない人のために、2、3人前の「得々セット」（3300円）や、「鳥玄プチコース」（2200円）などもあります。
ちなみに、「白岳しろ」はグラス500円です。


番組では、毎週、全ての応募者の中から抽選で3名様に、本格米焼酎「白岳KAORU」900mlを、プレゼントしています。

フルーティーな香りが際立ち、どんな料理にも合わせやすく、様々な飲み方で楽しめます！
しかも、紙パックなので、飲んだ後まで、お手軽です！

欲しい方は、メッセージを送る際に、住所、氏名、電話番号、そして、年齢をお忘れなく！
ご応募はこちら！

FAX　092-526-5300
Eメール　butch@fmfukuoka.jp

当選者は、番組エンディングで発表します。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。