食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい　食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか？

今週は、「おだいどこ 旬」です。

「おだいどこ 旬」



福岡市中央区薬院2-3-4 麻生ビル１Ｆ
092-713-2139
17：00 - 24：00 （L.O. 23：00）
定休日　不定休
http://www.odaidokoshun.jp/


薬院の四つ角から少し桜坂方面に進んだ茶色のビルの1階にあります。
店主の柴山さんは、長崎県平戸出身で、高校卒業後、専門学校を経て、料亭で修業をスタート。
全日空ホテル、福岡ビューホテルの和食部門の料理長を歴任し、2005年にこの店をオープン。
2009年から、「あごだし専門店」になりました。
あのグルメ漫画「クッキングパパ」や、JAL機内誌でも紹介され、日本各地からお客様がいらっしゃいます。（CAさんも多いそうです。）
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか？


店主の柴山さんにお話をお伺いしました。

一年中「あごだし」の料理を出したいと思い、夏でも食べられる鍋料理、しゃぶしゃぶ、蒸し料理を開発しました。

ここの料理のダシは、全て「あごだし」になります。
厳選素材を探し、悪戦苦闘して作り上げた、完璧なダシです。

それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。（価格は、税込み）

【黒豚と生レタスのつけしゃぶ】（1人前 1580円）
2人前からの提供となります。


まず、びっくりするのが、IHの上に、竹籠に入った紙鍋をのせます。
IHの利点を生かし、熱くならない竹籠なので、火傷しにくくなっています。
なのに、紙鍋の中はグツグツです。
さらに、ガスで温めるわけではないので、周りに熱気が出ません。
また、紙鍋なので、アクも吸着されるのも便利です。
夏でも周りは涼しく、とてもオシャレな鍋です。
この鍋の中に入っているのは、黄金色のあごの二番だしです。
あごの二番だしは、1/3ほどの追いあごをして、葱、椎茸なども加えて作っています。
そのダシの中には、15cmほどの立派な焼きあごが浮かんでいます。


そして、お椀で出てくる「つけだし」は、あごの一番だしになります。
それに、醤油、酒、塩などを加えて味を調え、胡麻、葱を添えています。


具材は、肉が、鹿児島産六白黒豚のスライス。
様々な豚肉を組み合わせてみて、一番あごだしに合ったのがコレだそうです。
チルドの肉なので、ドリップせず、旨味を残さず楽しめます。


野菜は、斜め切りしたさらし葱、椎茸、エノキ、水菜、そして、メインの生レタス。
実は、豚肉にどの野菜を合わせようか考えている時、たまたま長野県にいて、
現地で生産が盛んなレタスと合わせているのを知り、思いついたものです。

まずは、豚肉だけをしゃぶしゃぶして食べましたが、あごだしが優しい味で豚肉を包み、後口も良いです。

おススメは、豚肉を葱やレタスと一緒に食べること。
レタスのシャキシャキ感もあって、よくあごだしを吸って、旨味が増します。
レタスだと、火も軽く通すだけでできるので、早く食べられるのも良いです。


締めにラーメンを入れることもできます。

ちなみに、このつけだしだけでも十分おつまみになります（謎のアジア人は何杯飲んだことか）


これに合わせたのは、「白岳しろのレモンサワー」（450円）です。

実は、このお店でイチオシの飲み方で、店中に張り紙があります。
焼酎の入門編として、クセのない本格米焼酎「白岳しろ」をレモンサワーで割ったところ、飲みやすくて大ヒットになりました。
7：3の割合で女性が頼むそうです。
このサワーにも味がしっかりあり、レモンがきいているので、しゃぶしゃぶと交互に楽しむと、無限にイケます。

【季節の釜飯】（880円）

この日は、今が旬で脂がのった焼きサバでした。

お米はもちろん、あごだしで炊いているので、ほんのり色が付いています。
焼きサバは、きれいにほぐしてくれているので、食べやすいです。

御飯にしっかり味が入っていて、とても美味しいです。
ちなみに、常連の通な食べ方として、しゃぶしゃぶ鍋のだしに、軽く御飯を浸すと、御飯が温まり、旨味も倍増して、美味しいです。

これに合わせたのは、「白岳しろのロック」です。
米と米の組み合わせは鉄板技。
しかも、しっかり味がある御飯は、十分おつまみになります。


いかがですか？

福岡のどこにもない鍋を食べさせてくれます。
あごだしの良さを再発見できるお店です。
ちなみに、【黒豚と生レタスのつけしゃぶ】と、【季節の釜飯】のセットが、1人前2480円のところ、現在は、1980円で提供しています。とてもお得です。（2人前から、偶数人の受付）

また、博多万能あごだしスープ『嫁いらず』は、1パック1200円

あご一匹が入ったあごドレッシングが900円で販売されています。
「白岳」は、グラス450円、ボトルは2500円です。

番組では、毎週、全ての応募者の中から抽選で3名様に、本格米焼酎「白岳KAORU」900mlを、プレゼントしています。

フルーティーな香りが際立ち、どんな料理にも合わせやすく、様々な飲み方で楽しめます！
しかも、紙パックなので、飲んだ後まで、お手軽です！

欲しい方は、メッセージを送る際に、住所、氏名、電話番号、そして、年齢をお忘れなく！
ご応募はこちら！

FAX　092-526-5300
Eメール　butch@fmfukuoka.jp

当選者は、番組エンディングで発表します。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。