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白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 3月26日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「春吉ゆうちゃん」です。

「春吉ゆうちゃん」

福岡市中央区春吉2-8-18
092-725-0722
16:00 - 26:00 (L.O. 25:00)
定休日 不定休

春吉大通り沿いに、2020年11月13日にオープンしたばかりの居酒屋です。
外観は格子が貼られ、生け簀が見えます。
店内は、1階にカウンターと、奥にテーブル席、2階には個室もあります。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?


同級生が白岳を作っている高橋酒造で働いているという、熊本出身の店主、後藤さんにお話をお伺いしました。

コンセプトは、「博多のうまい処」ということで、九州中の美味しいものを集め、提供しています。
キッチンには、炭床、蒸し缶もあり、活魚から、煮物、焼き物、蒸し物など、料理の種類も豊富。
中には、タイトルを聞いただけでは分からない不思議なものもありますし、インスタ映え間違いなしの豪快な盛り付けの一品もあります。

人気メニュー(価格は、税別)

【イカ活き造り】(2000円前後)
仕入れにより、ある時とない時があります。
これでだいたい2、3人前になり、後造りもできます。

【刺身盛り合わせ】(1人前980円)
2人前からの注文になります。

【ウニドッグ】(2300円)
板海苔の上に酢飯がのり、その上にウニが2列並びます。
それをたたんで、特製ダレにつけて食べる一品です。
見た目がホットドッグに似ているので、この名前になっています。

この他にも、「泡系水炊き」(2800円)、「痛風鍋」(3000円)、「フッチのみぞれ煮」(580円)など、斬新な名前の料理があります。


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。

【鯛とトロロの明太子和え】(680円)

鯛の切り身と明太子を合わせ、すったトロロをかけ、葱、海苔をのせ、山葵を添えたもの。
山芋が明太子の辛味を抑えてくれて食べやすくなっています。
また、明太子と山葵という一見喧嘩しそうな組み合わせが合うのも驚きでした。

これに合わせたのは、「白岳しろ水割」です。
ちょっとピリ辛味のこの料理に合います。


【マグロ御殿】(2800円)

見た目のインパクトが凄い一品。
マグロは、赤身、中トロ、大トロを、間違ったのではないかと思うくらい厚切り。
かっぱ巻きの上には、半板は使っていそうなウニ、零れ落ちる自家製醤油漬けのイクラ。
大きいのに、口の中で溶ける大トロは最高です。
それぞれ、単体で食べても良いですが、板海苔を添えているので、組み合わせて巻いて食べても良いです。
店主のおススメは、大トロとウニを海苔で巻いて食べるコンビ。
1品で3、4人前はあり、こんな贅沢な食べ方もできるメニューです。

これに合わせたのは、「白岳しろ水割」です。
クセがない米焼酎は、刺身の味を邪魔しません。


【国産ひな鶏の蒸し鶏】(小850円、中1600円、大3000円)

蒸し鶏と言えば、冷製かと思いきや、熱々。
国産ひな鶏は、オーダーが入ってから蒸し器に入れ、湯気が立った状態で出てきます。
小で2人前くらい、中で半身、大で1羽分になります。
小でもモモや胸など、できるだけ様々な部位を入れてくれるので親切です。
漬けダレが3種類出てきます。
特製胡麻ダレを使うと棒棒鶏みたいになります。
特製シンジャンソースは、辛い醤油ベースに大根卸が入ったもの。
それに、和風のポン酢です。
じっくり蒸しているので、身もほぐれやすく、食べやすいです。

これに合わせたのは、「白岳しろソーダ割り」です。
どのタレを使っても炭酸がすっと口の中をリセットしてくれます。


いかがですか?

どのようなお客様の好みにでも対応できる料理があり、ちょっとずつ色んなものをつまんで、気持ちよくなってもらいたいお店です。
「白岳しろ」は、グラス450円、ボトルキープは2500円です。

来週は、米焼酎とペアリングするお家で割烹シリーズを紹介します。
お楽しみに。